私的標本:捕まえて食べる

玉置標本によるブログ『私的標本』です。 捕まえて食べたり、お出かけをしたり、やらなくても困らない挑戦などの記録。

BE-PAL 5月号(4/9発売)に、フェモラータオオモモブトハムシの幼虫は大豆とトウモロコシと杏仁豆腐の味がするという記事を書いたので補足します

友人に楽しげな旅や捕獲に誘われて、億劫がって行かないのはもったいないなと思いまして、今後はなるべくどこにでも行こうと思っています。

ということで、ムシモアゼルギリコさん経由で、蟲喰ロトワさんが企画する『フェモラータオオモモブトハムシの幼虫を食べよう』みたいなツアーに誘われて、その存在をまったく知らなかったのですが、楽しそうなので三重県まで行ってきました。っていう話をBE-PAL 5月号(4/9発売)に書かせていただきました。ありがたや。

詳しい話はビーパルを読んでください。

で、載せきれなかった写真とかをここで掲載します。

 

まずフェモラータオオモモブトハムシってなんだっていう話ですが、外来種のハムシだそうです。私が知っているハムシはこういうやつ。

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すごく小さい。

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で、フェモラータオオモモブトハムシは、これ。

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たまたま昆虫学者の丸山さんの展示にいったら、標本があったんですよ。

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でかい。そしてモモが太い。

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丸山さんはコガネハムシというわかりやすい呼び方で読んでいます。フェモラータってなんだ。

ということで、三重県松坂市に牛ではなく虫を食べに行ってきました。
河原にならどこにでも生えているクズのコブを探します。
この中に幼虫が入っているらしいよ。

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ラチェット式のハサミという強力なハサミでコブを切り取ります。
普通のハサミだとクズは切れないよ。

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コブを繊維に沿って、裂けるチーズのように開きます。

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でた!

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このあと蛹になる段階の時期なので、蛹室という殻の中に幼虫がいました。
丸々としてますね。

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ということで、私も採ってみます。
効率重視でやる場合、コブをたくさん集めてから、幼虫を取り出すといいそうです。

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コブ、探すまでもなく、すごいたくさんあるね。
ものすごい高密度で生息しているわ。

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ラチェット式のハサミ、超きれる!楽しい!
これカミツキガメの解体とかにもいいかも。

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リュックに入るサイズのを買いました。ハンディサイズでもよかったかも。

千吉 太枝切鋏 ミニ ラチェット式  生木30mmまで
 

 

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いらっしゃるね。

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釣りのエサに良さそう。でも生体の移動はダメ。

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河原はコブだらけ。

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去年、ここから出て来たんだろうなという集合住宅型のでかいコブ。

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シン・ゴジラのエンディングみたい。

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ワンルームタイプ。

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ところでクズってマメ科の植物なんですね。

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このただでさえ丈夫なコブが、トゲだらけのイバラに守られていたりして、こうなると外敵から襲われる可能性はほぼ無し。
「イバラに守られているって眠り姫かよ!」ってつっこみながら確保。

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ギリコさん登場。前に金沢まで外来種らしきセミ(スジアカクマゼミ)を採りに行って以来の虫採りかな。

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blog.hyouhon.com

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たくさんとれました。いくらでもとれます。

 

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幼虫を取り出していきます。

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アーモンド?

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うーん、幼虫らしい形の虫ですね。
虫はそんなに得意じゃないですが、カブトムシとかクワガタの幼虫の系統なので触れます。毛虫はダメ、ゼッタイ。

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蛹室から取り出す時にプチュっとやりそうになるので気を付ける。

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ボロボロに朽ちた古いコブにも、また蛹室が入っていたりする。
これを『中古物件』と呼びます。呼ばなくてもいいです。
幼虫は硬いクズに穴を開ける力があまり強くないので、脆くなった中古が意外と住みやすいのだとか。

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すごい密度だな。

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たくさん集まると、食材っぽくなる気がする。

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まだ特定外来種に指定されている訳ではないけれど、この虫がどんどん増えてしまったら、クズ以外の植物を食べ出す危険性(外国ではマメとか果樹園とかに害がある事例もあるらしい)が予見されるので、生きたままの移動は絶対NG。

なので全部茹でる。塩を入れても皮が丈夫で染み込まないので(浸透圧でシワシワになる可能性もある)、真水で茹でるのがコツだそうです。

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これはマカロニ。ほぼ同じに見えてきた。

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茹でたてを試食。

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うわー。

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硬い皮が破れて溢れ出す虫のクリーム。

大豆の青臭さとトウモロコシの甘さと皮の残る感じがする。あとちょっと独特の癖というか、刺激というか、違和感というか。
何も味付けしていないからかな。

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蟲喰ロトワさんによると、昆虫界で十指に入るうまい虫だそうです。

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虫を美味しく食べるコツは、ちゃんと味をつけて(中に染み込まないので外側に味をまとわせる)食べることだそうです。そりゃそうか。

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ということで、マカロニとフェモラータオオモモブトハムシの擬態サラダ。

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イナゴの醤油で味付けしたり。

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昆虫は塩分がないから、スウィーツに合うそうです。
ということでアイスと一緒に食べたり。

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食べやすいかなと、バター炒め。

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うまいけど破裂しまくって危険!
ギリコさんにいわせると「せっかくの虫の味がしなくなる!」だそうです。虫の味を生かすべきか、抑えるべきか、それが難しいところですね。

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殻から向いている作業、ほぼナッツだな。

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ナッツと一緒だと、ほぼナッツ。ココナッツならぬホボナッツですよ。

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ほらナッツだ。

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そして茹でたやつを保冷して持ち帰り、2日後に食べてみて驚いたんですよ。
甘辛く味をつけて、ごはんと一緒に。ハチノコごはん的な。

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これがねー、なぜかねー、杏仁豆腐の味なんだ。味というか香りなのかな。
意味わからないですよ、虫なのに杏仁豆腐。
でも確かに杏仁(アンズのタネの中身)の香りなんだなー。

採ったその日だと、この風味はなかったんだけどなー。

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ということで、食材として謎の可能性があるなーと思いました。
捕まえて食べるターゲットとしては、コブをあつめたり、そこから幼虫を取り出したり、他の食材では代用できない変わった味だったりと、相当楽しい部類だと思います。

フェモラータオオモモブトハムシが国内で繁殖している理由は、誰かが意図的に放ったか、飼育していたやつが逃げちゃったのか、海外からの荷物や植物に混ざって来ちゃったのか、そのあたりは謎なのですが、一度繁殖しちゃうとこうなるのかーという怖さがありますね。

 

普通の杏仁豆腐の作り方はこちら。

blog.hyouhon.com

フェモラータの記事、ざざむしさんも書いています。スーパー濃いやつ。

zazamushi.net

野食ハンマープライスの茸本朗さんも。

www.outdoorfoodgathering.jp

 あわせてどうぞー。

 


※ちょっと買い物しませんか※


 

 

 

 

タラノメに似た山菜『ハリギリ』の木は、小さかったり大きかったりする

友人「山菜採りに行かない?」

玉置「いいですね。なにを?」

友人「ハリギリ」

玉置「え、なんて?」

友人「ハリギリ!」

玉置「すみません、もうちょっと大きな声で」

友人「だからハリギリ」

玉置「ちょっと聞こえにくくて。声をハリギミでお願いします」

友人「ハリギミじゃなくて、ハリギリ!」

 

ということで、北関東で南東北な場所に住む友人の案内で、『ハリギリ』という聞いたことのない山菜を探しに行ってきた。

なんでもタラノメ(タラノキ)の仲間で、同じように天麩羅にするとうまいらしい。ただ本などによると、ちょっとアクが強いとも。どんな山菜なのだろうね。

 

「タラノメは家の庭で採れるから、狙うのはハリギリだけ!でもちょっと遅いかな。先週くらいがよかったかも!」

 

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探す場所は杉林など。

目指すポイントに辿りつく前に、気になる草がいっぱい生えている。

 

これ、食べられるやつじゃなかったかな。

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ゼンマイの仲間はよくわからない。

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かっこいい。でもよくわからない。

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食べられるような気がするが、今日はパス。

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お、これモミジガサとかいうやつじゃないっけ?

天麩羅にしたらうまい?

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全然違った、ウラシマソウだそうです。

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これざざむしさんの記事で読んだ、絶対食べちゃダメなやつだった。

zazamushi.netでもわかりにくいよねー。これとかうまそう。

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がんばればウドと間違えられそうよねー。

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これはウルイなのかなー。わかんねー。

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これはウルイ。案内者の庭に生えていたやつ。

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コケがでかかった。

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ウサギが走り回っていました。うんこ。

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フキとか無限にある。

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蕗の薹の時期にきてみたいかな。

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「はい、このあたりからハリギリがあるよ!」

カンゾウらしき草をスルーして、さらに林の奥へと進む。

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あった。これだそうです。

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なるほど、杉林にピョコンと出ている感じがタラノキっぽい。芽はタラノメとちょっとちがうかな。葉っぱがモミジ型だ。

本当は葉が開く前に収穫するそうだけど、今日はもう開いちゃっているので、先端の柔らかそうなところをポキっと折っていただく。

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トゲはタラノキよりも強力。

バラみたいですね。

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少し歩くたびに見つかるハリギリ。

ハリの生えているキリ(桐)だから、ハリギリなのかな。

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たくさん生えているハリギリに対して、タラノキは1/30くらいの確率で生えているレアキャラ。そしてちょっと育ちすぎかな。

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ハリギリに比べると、タラノキのトゲがかわいくみえるぜ。

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これもタラノキ。うれしい。

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この場所では誰もタラノメもハリギリを採らないらしく、全部新芽が残っていた。

「ないものねだりなんだよ。山菜をわざわざ採って食べない。国道沿いに『俺のステーキ』ができたら超大行列だもん」

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けっこう育ちきっている葉っぱが多いけど、どこまで食えるんだろ。

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新芽部分だけポキン。

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これくらいなら食べ頃?

 

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ほそいやつは、芽もちっこいのでスルー。

大きくなれよー。

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それにしてもたくさんあるな。

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山椒。

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葉っぱがかわいいなー。

モミジとバラを足したような樹で、知らないと葉が食べられるという気がしない。

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まだ開いていない脇芽もあった。なるほどー。

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ハリギリはタラノキよりも大きくなるっぽいんだけど、身長以下の小さいのしかないね。

どうもこの杉林は定期的に下草狩りがされていて、そのたびに育ったハリギリが切られちゃうから、小さいのしかないのかな。

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「これこれ、これくらいが食べ頃のやつですよ!」

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なるほどー。葉が開かないと小さいな。

なんだか食べちゃうのがもったいない感じ。でもこれがうまいんだろうな。

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ちなみに、ハリギリでもタラノキでもない、似たようなやつもあるのよね。

なにかはちょっとわからないけれど、トゲの有無でチェック可能。

トゲで身を守るはずが、人間にとっては食べられることの証明になってしまうという罠。

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ぜんぜんちがう。

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さあ、はりぎって続けます。

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足元をよく見ると、すごいちっこいハリギリがたくさんあった。

全然知らなかったから、その存在に気付かなかったタイプの山菜だな。

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これ、ポキンと折るのが気持ち良い。

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案内していくれている友人が熱く語る。

「ハリギリ、かっこいいんすよ!」

確かにかっこいい。

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シイタケもあった。

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分厚い!

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グルグル回ります。

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で、帰り道に、なんか変な生え方をしているハリギリを発見。

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大きな倒木の脇に生えているのかなと思ったら、この倒木自体がハリギリの木だった。

え、こんなに大きくなる木なの!

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すごい、ハリギリの採り放題モード発動だ。

これ完全に折れちゃっているから、残しておいても枯れるだけのやつだな。

それにしても多い。

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育つと幹のトゲはなくなり、枝にだけトゲがでるんだね。

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「すごいね、これは気が付かなかった。これとか食べ頃だよ!」

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「この開く前がうまいよ!」

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木の先端の方は、葉のつぼみ?がでかい!

親指より大きいけど、これっておいしいのかな。

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これをみたあとは、小さいのは全部スルー。

ぼうず、助かったな。

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別の場所に、生きたハリギリの大木もあった。

なるほどー、ふつうの木だ。

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新芽はハリギリだね。

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手が届くところにも生えていた。

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知らないとカエデだなー。

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これは葉っぱが届かないハリギリの木。

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とりあえず収穫篇ということで以上です。

味の話はまた今度。

 

 


※ちょっと買い物しませんか※


 

 

 

アミガサタケ&ハルシメジ狩り 2018年4月4日

■2018/04/04

北関東かつ南東北に住む、ラーメン作りの天才であり、庭に樹齢100年の梅が生えているような大地主であり、大変気前の良いセレブな友人の案内で、山菜・野草採りのついでにアミガサタケの発生をチェック。

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「誰にも教えてないんですけど、このあたりはびっくりするくらい生えますよ。そこらじゅうからボンボン。でもまだ時期的に早いと思うんだよねー」とのことだったが、桜の下に一か所だけポコポコと黄色いアミガサタケが生えているエリアがあった。

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やった、今年初のイエローモリーユだ。

でも雨が全然降っていないので、カラッカラの干しアミガサタケ。

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それにしても密度がすごいな。

なんだこの大家族っぷりは。

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ちょっと迷ったけれど、干して使うことも多いキノコなので、乾いていても戻せば食べられるだろうということで、少し採ってみることにした。

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それにしてもカッピカピだな。

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ところでこのアミガサタケ、匂いを嗅いでみたらゴムと同じ。

ブラックは土の延長線なのにね。

イエローは風船の香りなのはなんでだろう。

ゴムフェチの人は嗅いでみるといいよ。

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『なぜ明太子が博多名物なのか、ふくやの社長に聞いてみた』と、その余談

博多に行ってきました。

ということで、デイリーポータルZの記事です。

portal.nifty.com

読んでね。

 

せっかくなので記事に入りきらなかった余談をいくつか。

 

冒頭の明太子の顔ハメパネル、あの時は一人だったので写真どうしようかなーと、誰もはまっていないパネルをとっていたら、JALのきれいなおねえさんが声を掛けてくれて、あの写真を撮ってくれました。ありがとうございます。はっずかしープレイ、きらいじゃないです。

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記事内で韓国の明太子を買ってきてもらう話がありましたが、一緒にもう一個もらいました。

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なんだろう、これ。キムチかな。

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うおぉおおおおおお!

魚だ!!!!!

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ラベルのハングル文字をグーグル翻訳したら、明太(スケトウダラ)をコチュジャンなどに漬けたものみたい。

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裏側。これ、生なのかな。

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焼いて食べるべきか迷ったので、とりあえずそのまま食べてみる。

これは、あれだ、タラだ。いや、タラなんだけど。

タラコを唐辛子に漬ける国だから、タラも唐辛子に漬けるよね、そりゃ。

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意外と漬けだれが甘くて、カワハギのみりん干しみたい。あれも甘いしね。

生で食べてよかったのは謎ですが、おいしかったです。

 

余談は続きます。

ふくやの中洲本店のすぐ近くに中洲市場が残っていて、そこにふくやが入っているっぽいので、ちょっと入ってみました。

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シャッターが下りていました。以上。

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中洲本店で試食した、「辛皇醤」、まー、辛いです。通常版でも結構辛いんだけど、その13.5倍だったかな。

でもアフリカの辛いカレーを食べたばかりだったこともあり、美味しく食べられるレベルの辛さかな。ご飯欲しい。けっこうオススメ。でも好きなのは「復刻」かな。いや通常版が一番かな。迷うよね。

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アマゾンで買えるのか。

[博多中洲ふくや] 辛皇-ホットエンペラー

[博多中洲ふくや] 辛皇-ホットエンペラー

 

明太子の油漬けもうまいよ。

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缶明太子 油漬け

缶明太子 油漬け

 

めんツナかんかんという、明太子とツナの缶詰もおいしい。

めんツナかんかん 食べ比べ3缶セット

めんツナかんかん 食べ比べ3缶セット

 

 

はい、余談に戻ります。

ハクハクでの明太子作りをするとき、月光仮面みたいになります。

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博多人形がかっこよかったです。

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『めんたいぴりり』のワンシーン。このドラマみたいな。

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めんたいぴりり [DVD]

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めんたいぴりり2 [DVD]

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めんたいぴりり (集英社文庫)

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ということで、お腹が減りました。

 


※ちょっと買い物しませんか※


 

 

 

 

アミガサタケ&ハルシメジ狩り 2018年3月30日

■2018/03/30

三月ももうそろそろ終了。

桜は満開、トガリアミガサタケ(ブラックモリーユ)も終わりですかね。

いつもの場所をチェックしてみましたけど、雨が降っていないので、大地もキノコもカラッカラですね。でも少しはあるかな。

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お、あった!

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なかなかのサイズに育ってます。

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でもやっぱり、乾いてカラッカラになって成長が止まっているものが多かった。

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老菌も目立つようになってきた。

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そろそろ黄色いアミガサタケやハルシメジも生えてくるかな。

これはよくわからないキノコ。ほとんどのキノコはわからない。

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少しだけ持ち帰る。

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アミガサタケとブナシメジ(販売品)とベーコンのクリームスパゲティ。

キノコ料理は複数を使うと、味が深くなるような気がします。

個別の味がわからなくなるけどね。

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トガリはこれで終了かな。

■2018/03/25

前回のアミガサタケを干してみた。

半分に切って洗って、虫とか埃を流して、水を切って干す。

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カッピカピやで。カッピカピ。

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何を作ろうかなー。

 

 

 

 

 

驚きの旨さ!食わせと引っ掛けで狙うアカカマス(ホンカマス)釣り:茅ヶ崎/沖右ヱ門丸

※『@nifty つり』というクローズしたサイトで、2016年2月に掲載した記事の転載です。

相模湾のホンカマスの釣り方が謎すぎる

相模湾で釣れる本名アカカマス、通称ホンカマスと呼ばれるカマスがうまいという話を聞いた。カマスの料理といえば干物くらいしかイメージできないが、ホンカマスは一般的なヤマトカマス(通称ミズカマス)に比べて水分が少なく、刺身やフライなどで絶品の高級魚らしいのだ。

ならば釣ってやろうじゃないかと調べてみたのだが、これがなかなか謎だらけ。胴付き3本バリのエサ釣りがメインだが、最近は引っ掛け釣りも多いらしい。しかも水深180メートルとかである。どうやって引っ掛けるんだ、そんな深い場所で。

とりあえずネットで調べられるだけ調査し、釣具屋で相談して仕掛けを用意し、船宿へと向かったのだった。

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船宿は茅ヶ崎の沖右ヱ門丸。「おきうえもん」じゃなくて「おきえもん」だそうです。

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ドライブインみたいな活気のある店内。

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エサ釣りも引っ掛けも船宿仕掛けの販売があるので、自作しなくても大丈夫ですよ。

カマス釣りのタックルについて

カマスのエサ釣りと引っ掛け釣りでは、竿、リール、オモリは同じものが使用でき、仕掛け部分だけが異なる。

食わせはアタリをとってしっかり合わせる釣りなので、先調子で胴が固いものがベスト。ただしオモリが120号か150号なので、フグ用やカワハギ用では折れてしまうため、ヤリイカ用の竿が一般的のようだ。

引っ掛け釣りの場合は、アタリをとるという感じではないので、先調子にこだわらずビシアジ用などでも大丈夫。

そしてリールはPE3~6号くらいを巻いた中型電動リール。食わせで肝心なのが感度であり、引っ掛けで大切なのが落下速度なので、実際にやってみた感じでは3号か4号の細めがオススメ。ちなみに私は4号から3号に巻き替えたところで、ナイス判断と自分をほめてあげたくなった。

タナが200メートル近い場合もあるので、最低でもそれ以上は糸を巻いてないと釣りにならないのでご注意を!

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エサ釣りはアタリをとる釣りなので、先調子のヤリイカ用がベスト。

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リールはPE3号を巻いてきました。

エサ釣りの仕掛けは胴付き3本バリ

今回の記事では、前編でエサ釣りを紹介し、後編で引っ掛け釣りを説明する。

まずエサ釣りの仕掛けだが、幹糸8~10号、ハリス6~8号の胴付き3本バリ。エダスの長さは50~60センチ、間隔と捨て糸は1~1.2メートルといった感じ。富津とかでやる食わせフグの太い版みたいな仕掛けである。

歯が鋭いカマスはハリスを切られることが多いらしく、使うハリは軸の長いものとなる。船宿仕掛けはタチウオ用の小さいもの。他にはアマダイ、ハナダイで使う丸カイズの大きめのものや、ヒネリのあるムツバリを使う人もいるとか。ハリのチモトをチューブでカバーするかどうかはお好みで。

エサ釣りも引っ掛けも、しっかりとした釣り方が確立されていないので、実際にやりながら自分なりの理論を完成させていく釣りのようだ。

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船宿仕掛けは幹糸8号、ハリス7号50センチ、全長3.8メートル。

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ハリは小型のタチウオ用でチモトのカバーあり。

船宿の仕掛けでももちろん問題ないが、せっかくなのでわからないなりに作ってきた仕掛けをご紹介。構造としてはアカムツとかの仕掛けと似たような感じかな。

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幹糸とハリスを繋ぐのは親子サルカン。

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ハリスを結ばない状態で幹糸を2組作ってきたよ。この部分は引っ掛け釣りと共用となる。

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ハリは迷ったけれどタチウオ用1/0と丸カイズ15号を用意。

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鋭いと評判のホンカマスの歯に対抗してチューブで補強。ハリスは硬さ重視で8号にしてみました。

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ハリを結んだものを用意して現地にて幹糸と結ぶ。そこそこ消耗するので多めにあった方がいいですよ。

ホンカマスのエサ釣りのセッティング

カマス釣りっていうのは生まれて初めてなんだけれど、冬の相模湾ではなかなか人気があるらしく、沖合のポイントにはちょっとした船団ができていた。ホンカマスの旨さを知っている人がそれだけ多いということだろう。

ちなみにこのカマスを狙って海中ではブリも集まっており、釣れたカマスをエサにしてブリを狙うことも状況次第で可能となる。

船長の話ではまだ今シーズンはカマスの群れがしっかりと固まっていないそうなので、初めての釣りだしエサと引っ掛けで2匹ずつでも釣れれば上等だろうか。

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船長、よろしくお願いいたします!

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寒いのでゴム手袋の上から防寒用手袋を着用。

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富士山がよく見えました。

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船の四隅ではブリ狙いの竿を出す人も。

カマス釣りのエサはサバの切り身。中乗りさんに教わったところ、そのままチョン掛けでも大丈夫だけれど、食い渋りのときはひと手間加えて小さくしてあげると好釣果に結び付くかもとのこと。

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エサとなるサバの切り身。

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身の厚みや長さ、幅などをハサミで調節するそうです。

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縫い刺しではなくチョン掛け。エサを薄く、小さめにして、ゆらゆらとたなびかせよう。

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チョン掛けなので、ハリの軸にケンがあったらオマツリ防止で潰しちゃう。

ホンカマスのエサ釣りの誘い方

カマスのポイントは水深200メートル以上で、タナは160~180メートルというように、底からではなく海面からの深さで指示が出る。深場の中層という、あまりやったことがないタイプのタナだ。

タチウオのように誘い上げるべきか、あるいはフグのように止めて待つか、誘い方がまったくイメージができないので中乗りさんに釣り方を教えていただいた。初めての釣りで一番のコツは、船長や中乗りさんんい、自分が初めてだと伝えることだと思います。

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手にハリが刺さらないよう注意しながら投入。

教えていただいたカマス釣りの誘い方はちょっと特殊だった。タナが160~180メートルなら、まず160メートルまで落とし、そこから50センチ程度の間隔で誘い下げていくのだ。カマスは上から落ちてくるエサに反応しやすいということで、フォールで食わせるのである。

具体的なやり方は、リールのクラッチを切って糸を50センチ出して、そこで15秒ほど止めるというもの。クラッチ切りっぱなしで糸を親指で押さえてもいいし、クラッチを戻してもいい。なんだかタチウオ釣りの逆回転みたいだ。

竿の動きではなく、糸を出したり止めたりすることで、エサを水中で泳がすのである。糸を出したときにエサが幹糸に引きずられるようになり、止めるとフワフワと落ちてくる。これがカマスの誘いになるのだ。この糸を送り出す長さや止める時間はあくまで一例なので、1メートル間隔で10秒ずつとテンポよく攻めてもいいし、当たるタナが絞れればもっとゆっくりでいいかもしれない。

アタリがあってから合わせるタイミングが難しく、端っこを噛んでいるだけのモゾモゾしたアタリではバレてしまうことも多く、しっかりとしたアタリがくるのを待つ必要がある。ただし待ちすぎると逃げられたりハリスを切られたりすることもあるとか。カマスは口が固いので、合わせはしっかりと入れること。

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教えてくれた中乗りさん。船長の指示ダナの一番上から攻めていく。

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クラッチを切って50センチずつ落としていく。

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仕掛けを落とすと引っ張られてエサが上にくる。

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そして止めると引っ張られていたエサがフワフワと落ちてくる。これをイメージしながらカマスを誘おう。

カマスのエサ釣り、釣れるかな?

このようにしっかりとレクチャーしてもらったところで釣り開始。今までにまったくやったことがないタイプの誘い方なので、なんだか初心に帰った気分だ。

落として、止めて、待って、落として、止めて、待って、と繰り返す。

そして指示ダナの底辺まで来たら、タナの上まで巻いてやり直し。

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本当に釣れるのかすっごく不安。

しばらくアタリのない時間が続いたが、しばらくしてクイクイと引っ張るようなアタリが到来。ついつい即合わせをしてしまったが、どうにか無事に掛かったようだ。

喜び勇んで巻き上げてみると、なんだかサバのような手ごたえ。これがカマスの引きなのかなーなんて思ったら、残念ながらサバだった。そして続いてもサバ。本命のカマスではないけれど、これはこれでうまそうなので良しである。夕飯分として2匹までなら認めよう。

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サバかなーって思ったらサバでした。

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うまそうなサバ!

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でも連続で釣れるとちょっと不安!

もしかして今日はサバしか釣れない日ではと不安になったが、ミヨシ側のお客さんがしっかりとエサ釣りでカマスをゲット。しかもでかい!

なるほど、この時期に深場で釣れるホンカマスは、我々が普段イメージしているカマスとはまったく別物のようだ。

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ナイスカマス!

私にもカマスが釣れました!

実際に本命が釣れているところをみて俄然やる気が出てきたよ。エサを付けなおして再投入してしばらく誘っていると、なんだかフワワンクンクンみたいな優しげなアタリ到来。これがカマスのアタリなのかとドキドキしながら、ここでどうだというタイミングで合わせを入れる。

しっかりと重さを感じて巻き上げてみれば、本命のカマスが掛かっていた!でもハリが口の中じゃなくて顎の下!

食わせ釣りなのに引っ掛けで釣ったことに若干の不満があるものの、とにかく1匹目をゲットである。

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なぜか顎の下にハリが刺さってた。

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相模湾のホンカマス、どんな菓子パンよりも長いぞ!

一匹釣れたことで感覚を掴むと、俄然楽しくなってくる。アタリをとって掛けるというタイプの釣りが(下手だけど)好きなので、カマス釣りはかなり好みかも。

この日はアタリの数がそんなに多くなかったけれど、小さいながらもはっきりとしたカマスのアタリがくると大興奮。食いが悪い時間は後編で説明する引っ掛け釣りに切り替えつつ、食わせで5匹釣り上げることに成功。初めてにしては上出来かもしれない。

カマスのエサ釣り、楽しいじゃないですか。

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なかなか楽しい釣りですよ。

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2匹目はしっかりと口に掛けました!

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同行いただいたWさんも良型を食わせでゲット!

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すごい歯ですね。

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いやー、楽しいなー。

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丸カイズだと飲まれて切られる可能性が高いかも。やっぱりタチウオ用のハリがいいかもね。

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引っ掛け釣りを挟んで、最後にエサで本日一番の良型をゲット!カマス、かっこいい!

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堂々の44センチ!フォーティーフォー!

ということで、ホンカマスのエサ釣りはこんな感じでした。

 


※ちょっと買い物しませんか※


 

縦方向で狙うカマスの引っ掛け釣り

後編はホンカマスの引っ掛け釣りだが、この釣り方がどんなものかといいますと、エサ釣りで使った胴付き仕掛けのハリだけを大きめのトリプルフックに変えて、仕掛けを落としていくときにカマスを引っ掛けるというもの。

フグのカットウ釣りはエサで寄せてアタリがあったら合わせるけれど、カマスの場合はエサも合わせも不要。オモリが落ちていくルートにカマスがいれば引っかかるのだ。そんなに魚影が濃いのかよと驚くのだが、本当にこれで釣れるのである。それだけカマスがいるならエサ釣りでももうちょっと釣れてくれてもいいのにね。

船宿の仕掛けはトリプルフックが3本、あるいは5本で、ハリスの長さが50センチ前後の胴付き仕掛け。一直線に落ちていく仕掛けなので、カマスが掛かるのはだいたい一番下のハリ。なのでフックの数はあまり多くなくてもよく、3本がオススメとのこと。

この釣りはエサ釣りよりも新しいもので、毎シーズンごとに仕掛けのトレンドが変わっており、人によってはイカ用のプラヅノを改造して使ったり、小さなメタルジグを使ってみたりと工夫しているらしいよ。

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引っ掛け釣り用の船宿仕掛け。

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エサはつけないで、ただただ引っ掛けるのだ。

私の仕掛けは、某釣具店のA店長と相談した結果、絡まないことを最優先にハリスを使わずダブルスナップサルカンだけで幹糸と繋ぐ方式を採用。ハリは大きい方がいいでしょうということでフグ釣り用のカットウバリ。カエシがないため若干不安だが、ハリの軸が細いので刺さりは良さそうだ。また万が一指などにハリが刺さっても、カットウバリならカエシがないのですぐ抜けるはず。

エサ釣りで使用していた3本バリ仕様の幹糸をそのまま流用し、親子サルカンのハリスをつなぐ部分にダブルスナップサルカンをとめ、反対側にカットウバリを付けたら完成。なんだか釣り道具というよりは、忍者の隠し武器みたいな風貌だ。

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カットウ針はセンタースルー方式だとスナップが付かないのでご注意を。

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かっこいい。だがこれで釣れるのか。

カマスの引っ掛け釣りの方法

さて釣り方だが、基本的には船長が指示するカマスのタナを縦方向に往復させていればよいらしい。といってもやってみたら細かいノウハウみたいなものがあったので紹介しましょう。まあ釣りに慣れている人は当たり前の話が多いですが。

まず仕掛けの投入は、ハリが指に刺さると悲しいので、マグネット板を用意してハリを並べて置き、イカ釣りみたいにオモリをポーンと投げるのが安全のようです。マグネット板がなくてもハリの数が3本とかなら丁寧にやれば大丈夫。ハリスを持った状態でオモリを落とすとカマスより先に指が刺さりますよ。

で、親指でスプールを軽く触りながら竿を下に向けて、なるべく摩擦が少ないように落としていく。バックラッシュしない程度にメカニカルブレーキを緩めておくといいかも。

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スナイパー気分でオモリを落とそう。

船長の指示ダナが160~180メートルだったら、だいたい185メートルくらいまで一気に落として、それまでにアタリがなければ最高速で150メートルまで巻き上げる。落とす時に掛かることが多いけれど、この巻き上げで掛かることも結構ある。ルアーのように寄せて釣る訳ではないので、しゃくりながら丁寧に巻き上げるよりも、何も考えずに最高速で巻き上げるのがオススメ。

あとはこれを繰り返していると、落としている時なら急に糸の出る速度が遅くなる瞬間がやってくる。これが掛かった合図で、あとは程々の速さで巻き上げてあげればオッケー。イカ釣りやアカムツ釣りで、途中でサバが掛かって仕掛けが落ちていかなくなるあの恐怖の瞬間が、カマス釣りでは本命のアタリなのだ。

巻き上げの時に掛かれば単純に重くなるので、速度をちょっと緩めて巻き上げればオッケー。

こんな釣り方で本当に釣れるのかよと思うのだが、状況次第だけどエサ釣りよりも確実に釣れるんですよねー。

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落としているときだと背中に刺さることが多いです。

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巻き上げの時は腹側に刺さります。全体の2割くらいですかね。

シューっと落としてウィーンと巻き上げる繰り返し。やっていることはジギングに近いですかね。釣りというよりは、投網を投げるとか、タコツボを引き上げる、みたいな感じだけど、これはこれでおもしろい。

落とす速度が遅いと掛かりにくい気がするので、糸はPE3号か4号と細目がオススメ。

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ダブルで釣れたりもする。どんだけ魚影が濃いんだ。

エサ釣りの食いが悪くなったタイミングで引っ掛けに切り替えて、またエサ釣りに戻すまでの3時間弱の間に10匹をゲット。最初から引っ掛けをやっていたらもっと釣れていたかなという気もするが、やっぱりエサ釣りの方が個人的には釣りとしての満足度が高いかな。

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アゴの下を切って血抜きしてからクーラーへいれました。

ということで、この日は立派なカマスがトータル15匹。今年はまだ程々の釣果のようだが、去年は春に群れが固まって40匹以上も釣れることもあったとか。

初めて挑戦したカマス釣り、エサ釣りも引っ掛けもおもしろいですね。次に挑戦するときは、どっちの釣り方をメインにするか迷うだろうなー。基本的には食いが良ければエサ釣り、食わなければ引っ掛けなんだろうけれど、エサ釣りをしていないと食いが良い時間なんてわからないという迷宮。

アタリをとるのが楽しいエサ釣りをずっとやっていてもいいんだけれど、引っ掛け釣りのシンプルなおもしろさも捨てがたいよねー。

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船宿で温かい味噌汁のサービスがありますよ。

相模湾のホンカマス、予想以上のうまさです

さてお楽しみの味ですが、これが予想以上の旨さ、想定外の肉質でした。脂の乗ったホンカマスって、旬のマダイとかイサキみたいな白身なんですね。いやー、びっくり。そして皮の風味がうまいのよ。

釣った時はワカサギのような独特の香りがしたけれど、よく洗ってウロコをとって調理してしまえば、匂いは全く気にならない。生で良し、焼いて良し、干して良し、揚げて良し。こりゃ素晴らしい。

鮮度抜群の良型ホンカマスなんて魚屋ではなかなか手に入らないので、ぜひ自分の手で釣り上げてみてください!

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生で食べる場合、皮を炙ると調理が簡単でいいですよ。脂が浮き出てうまそうでしょ。

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カマスだとは思えないきれいな身なんですよ。

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シンプルに塩焼きでもうまい。フワッフワ。

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フライにしても最高。皮の香りがうまいんですよ。

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そして骨からでるダシまでもうまい。

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スープを使ってカマスラーメンにしてみたり。

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旨味が凝縮されたカマスの干物。

 

 

 

 

アミガサタケ&ハルシメジ狩り 2018年3月26日

■2018/03/26

昨年はブラックとイエローが両方出ていた河原沿いのポイント、そろそろ出てるかなと思ったけれど、またもや空振り。いいんだ、カラシナが生えているから。

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そのあとは久しぶりにいつもの場所へ。6日ぶりなので、誰も採っていなければ、かなり期待ができるはず。

狭い範囲の場所なので、なるべくシロを荒らさないように地面が露出しているところだけを歩くようにして、そっと見回っていく。今シーズンベストのタイミングだったのか、なかなかの豊作だった。すばらしい。

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いつも生えている範囲の先にもいくつか。

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今年一番のかわいらしさ。帽子(傘)の形が魔女っぽくてキュート。

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こんにちは。

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こういう曲がっているやつ、もうちょっと待つべきか迷う。

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これは俺がふんじゃったやつかな。ごめん。

私が来ない間に育って胞子を撒き終わったらしき老菌がチラホラ。

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そしてこれからが楽しみな幼菌もポツポツ。

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今シーズンはもう少し、そして来シーズン以降も期待ができるかな。
去年は落ち葉掃除がされて全然だったんだよなー。

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天然の干し茸になっていたやつ。

 

 

 

 

 

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