私的標本:捕まえて食べる

玉置標本によるブログ『私的標本』です。 捕まえて食べたり、お出かけをしたり、やらなくても困らない挑戦などの記録。

ざざむしさんが主宰する富山の野食感謝祭にいってきた2(前日の夜)

 ↓このつづきです↓

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ホタルイカ、採れるかな?

ようやくウトウトしてきた夜の11時頃、仮眠していた寝袋からモゾモゾと脱皮して、車に乗せてもらって真っ暗な海へ。

どうも本日のコンディションは微妙というか絶望的らしい。

「本当にいくの?俺一人だったら絶対いかないよー」

さっきから網すら持ってきていない天オジがぼやきまくっている。でも付き合ってくれるんだけどね。天オジ、『天気を自在に操るオジさん』という説もあったのだが、そういう訳ではないみたい。

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ちなみに私は先々週にここ富山までホタルイカを探しに来たばかりで、その時は満月という最悪のタイミングだったこともあり(ならくるなよという話だが、満月だから捕れないとも限らないと思いたかった)、すってんてんの丸坊主。

今回こそは自分が食べる分だけでも、いや最低でも1匹くらいは捕まえたい!

ところで普段は野草を摘んでいるのんさんは、この日のためにウェーダーを新調してきたのだが、それはともかく言い間違いがすごい。ダイジェストでまとめてみた。

「天オジって環境汚染しているんですか?」

「環境保全ね」

「簡易ベッドを持ってこようか迷ったけど、ホテルをとっちゃいました」

「寝袋のことかな?」

「ホタルイカを捕るために、胴長寸胴を買いましたよ!」

「それって体型の話?ウェーダーなら胴長だけで通じるから」

「このあとは釣りをするんですよね。キャッチアンドリバース?」

「キャッチアンドリリース!」

ええと、愉快な人ですね。

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ホタルイカ好きの地元民が今日はダメという日はやっぱりダメで、何か所か回ったもののホタルイカは見つからず。大量に打ち上げられて浜が青白く光る身投げなんて夢のまた夢。

それでもあきらめきれずにポイントを変えて探し回って、ようやくホタルイカを発見。ただし海の中ではなくて、打ち上げられた砂浜の上。身投げといえば身投げだな。

この状態だと砂抜きをしていないアサリ以上にジャリっとするので、食用には難しいそうだ。……でもキープな。

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うーん、厳しい。でも生きたホタルイカが見たいんだよと海を照らしながら探し回っていると、クロックスで冷たい海の中をザブザブと歩いていたペンさんが、「今、ここにいたよ!待っていればきっと来るよ!」と注意喚起してきた。ホタルイカ注意報発令である。

これがきっと今日の、いや今シーズンのラストチャンス。風向きの影響なのかゴミだらけの海に立ち、じっとホタルイカが来るのを待つ。きっとホタルイカも流れ着くはず。

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どこだどこだ、そろそろ懐中電灯の電池がなくなるぞ。

今年二回目の富山だぞ。今度こそ泳ぐ姿を見せてくれよ。

 

でもいない。

いないんだよ。

いろよ。

いてよ。

いたーーーーーーーーー!

 

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ということで無事に一匹をキャッチ成功。

結局この一匹で終わってしまったけれど、やっぱりゼロとイチでは違うのよ。

やったーーーーーー!

ありがとーーーーーーーーーーーー!

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そんなこんなで砂浜に落ちていたやつを含めて、全員で10匹程度という大貧果。でもいいの。今年は今日に限らず大不漁だったみたいなので、とりあえず顔が見れてよかった。続きは来年ということで。

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ホタルイカをエサにジュウサンウグイを釣る

どうにかホタルイカを捕ったけれど、まだ夜遊びは終わらない。この僅かな量を持って帰って、翌日の野食感謝祭に出すという訳にもいかないだろう。みんなで食べる分は明日の朝に買えばいいからと、これをエサに魚釣りをすることにした。

狙う魚はジュウサンウグイという聞いたことのないご当地魚。マルタウグイなら多摩川で釣ったことがあるけれど、あまり食べるという話は聞かない。水の綺麗な富山のジュウサンウグイならうまいのだろうか。

「……いや、うまいとかそういう話じゃないし!」

食べて美味しいホタルイカをエサにして、その味が謎のジュウサンウグイを狙うという贅沢。わらしべ長者の逆バージョンだ。

釣り方は完全フカセ釣り。湾内で適当なハリにホタルイカを刺して、ノーシンカーでフワッと沈ませるだけ。竿は適当なリール竿。

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常夜灯の下で、フラフラと泳ぐ魚が見える。これがジュウサンウグイとやらなのかな。

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ホタルイカをチャポン。

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目の前で見えている魚が釣れた試しなんてないよねーなんて思っていたけれど、先に竿を出していた方がしなる。はい、釣れた―!

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そして私にも釣れたー!

簡単な仕掛けで簡単に釣れて、そして大きくて引きがいい。

ジュウサンウグイ、最高じゃないか。これでうまければ文句なしなのだが、食べる文化が育っていないということは、やっぱりそういうことなのかな。

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とりあえず匂いを確認すると……微妙。魚料理をした後に、後片付けは明日でいいかと後回しにした排水溝っぽさがある香り。そりゃのんさんも、キャッチアンドリリースをキャッチアンドリバースと間違えるよね。これが料理次第で化ければいいんだけど。

この写真、二人とも目の下のクマがひどいな。

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とりあえず一匹釣って満足して、網を持って港内を散策していたら、フラフラと泳ぐホタルイカを発見してゲット。なんだよ、港にもいるのかよ。よくこれだけいるジュウサンウグイに食べられなかったな。

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それにしても、この時間にホタルイカがフラフラしているということは、もしかしたらこの後に大量接岸があったりして。なんて思わなくもなかったんだけれど、今日はみんな体力的にギブアップ。さっさと帰って寝ましょうか。

ジュウサンウグイを試食する

はい、まだ寝ませんよ。モンキス事務所に戻ったら、ざざむしさんがキープしてきた3匹のジュウサンウグイを捌き始めたのだ。そ、そうだよね、新鮮なうちに処理しないとダメだよね。それにしても元気な人だな。

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まずウロコを落とすのだが、ようやく本性を現したかのように匂いがアップ。なんだかイラッとする匂いがするぞ。どうすんだこれ。

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内臓をきれいに取りだしたのだが、なんだか身が柔らかい。いい意味での柔らかさではなく、グズグズな感じの柔らかさ。薄作りとか絶対無理っぽい。僕が捌いたらその時点でミンチだな。

今のところ食材としては褒めるところが見当たらない魚だが、さてどうなることやら。他人事のように見守らせていただこう。

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3枚に下ろした身はそのままだとクセが強すぎるし水っぽいので、皮を剥いて腹骨まわりもしっかりと落とし、多めに塩をしてキッチンペーパーに包んでしばらく脱水。

現在の時刻は午前3時過ぎである。24時間戦えますか。

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30分ほど寝かしたところでキッチンペーパーから外すと、パッと見た感じはイナダかボラかトビウオかという感じで、食べられないこともないという感じ。匂いもないことはないけれど、そこまで強烈という感じではもうない。眠気と疲れと臭気で鼻がバカになっていないのであればだが。

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しかしまだまだ隠し持っている臭みという名のナイフは侮れないので、熱湯を裏と表にジャブジャブと掛ける。普通は皮がついた状態で皮側だけにお湯を掛けて、生だと硬い皮に火を通す霜降りの技法だが、今回は目的がまったく違う。純粋な臭み逃がしなのだ。

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これを水で締めて水分を拭き取ったのがこちらです。そろそろ4時になりそうですよ。

ここまでくれば、もうムニエルやフライで美味しく食べられるんじゃないですか。

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こいつをどうやって食べるのかなーと見ていたら、スッススッスと包丁を入れた。

あー、やっぱり味を知るためなら刺身ですよね。

※ジュウサンウグイは生態がよくわからない魚で、海で釣ったけど刺身で食べていいかは謎なところがあるので、良い子は真似しないでください。しないよね。

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刺身といってもわさび醤油では勝てなそうなので、ざざむしさんが即興で作った酢味噌でいただく。ジュウサンウグイの酢味噌和えである。ヌタっていうやつか。

「酢味噌なら勝てるとおもうんだよね」

う、うん。勝てるといいね。勝たなきゃダメ?

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寝ぼけ眼でみんなが見守る中、ジュウサンウグイを口にしたざざむしさん。

「勝った。これならいける!」

えー、いけますか。そうですか。

ではと私も食べてみたところ、なるほど丁寧な下処理のおかげで臭さはほとんど気にならず、酢味噌の高い防御力もあって、なかなか良いつまみに仕上がっている。下手なコイやメジナよりはうまいかも。

何切れか続けて食べると累積された臭みが口の中に溜まって来るけれど、そこでクセのある日本酒や他のツマミ(塩辛とかキムチとか)を口に入れれば、また美味しく食べられるんじゃないかな。なれればこの適度の臭みがクセになるかも。ただ小骨が変な角度で入っているのがちょっとやっかい。

ジュウサンウグイ、予想していたほど全然食べられないという魚じゃない。積極的に釣って食べようとは思わないが、もし無人島でジュウサンウグイしか釣れなくても、何とか生きていけそうだという知見を得たぜ。

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残った2匹は、ウロコと内臓をきれいにとった状態で冷蔵庫へ。

どうするかは明日のお楽しみ。ふふふ。ははは。

 

↓つづき↓

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ざざむしさんが主宰する富山の野食感謝祭にいってきた1(前日の昼)

富山の野食感謝祭に行きたいな

それは3月のこと。富山で4月14日にざざむしさん主催の『野食感謝祭』というイベントが行われることを知った。ざざむしさん、元気かな。もちろん元気なんだろうけれど、どれくらい元気かな。

zazamushi.net

富山かー。

いいよねー、ちょうどホタルイカの時期だしねー。

だからこそ、このタイミングでの開催だものねー。

絶対たのしいよねー、ちょうど山菜も採れるしねー。

感謝祭に参加するだけではなく、ちょっと前乗りして食材探しの段階から携われたら最高だよねー。

でも富山は遠いしなー……

 

とかいって、せっかくのチャンスで迷っていると、気が付けば体が動かなくなる年になっちゃうので(もうすでにいろいろガタがきているのです)、富山在住メンバーや前乗りメンバーに諸々ご相談をさせていただき、会の前日からお邪魔させていただくことにした。

スケジュールは夜行バスで前日(金曜)早朝に富山へと到着し、会を終えた日曜に適当な手段で帰るといういう感じ。そしたら木曜夜中に新宿のバスタで、クーラーボックスをぶら下げた怪魚ハンターの小塚さんとバッタリ会ったり。あー、びっくりした。

新幹線よりは安いからと三列独立シートにしたので、ぐっすり寝られて意外と体力はバッチリ。といっても大した最大HPじゃないですが。

富山のバス停で初対面となった天オジさん(なんで『天オジ』なんだろうと不思議だったが、その謎は後ほど明かされることになる)の車でひろっていただき、ざざむしさん、ペンさん、のんさんとさっそく山菜狩りへと向かう。ここから先はざざむしさんの記事と合わせて読むとおもしろいよ。

zazamushi.net

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「はい、ウェルカムホタルイカ」

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は、はい。

車中であいさつ代わりに渡されたのは、昨晩(というか数時間前)に富山湾で捕まえてきたホタルイカを茹でたもの。おお、さすが富山。接岸状況は悪かったものの、どうにかこうして食べる分くらいは捕れたらしい。

そして山菜採りの現場へと向かう道中、正しいホタルイカの茹で加減や、身投げが起きる潮や天気や風向き、甘露煮にするため茹でて目と骨をとるけどついつい食べちゃう罠、ホタルイカもいいんだけど富山はメバルがうまいんだよ、みたいな話がポンポンと出てくるので、ニコニコと後部座席で聞かせていただく。そうそう、私はこういう話が聞きたかったのだ。

ただ残念なのは本日の天候だ。この調子だとホタルイカの身投げはもちろん、姿が見られるかも怪しい感じらしい。ホタルイカの捕れない富山か。オーロラの見られないアラスカ旅行みたいなものになりそうだが、それでも後悔はしていない。

 

 

 

富山の山菜狩りを堪能する

天オジさんの運転でやってきたのは、彼が育った実家近くの山の中。どんな場所に行くのかをざざむしさんに事前確認したところ、「スニーカーでいける場所しかいかないから軽装で大丈夫!」ということだったが、山菜採りなのでもちろんそれなりの斜面だったりする。

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あくまでざざむしさんならスニーカーで大丈夫、なんならロンドンブーツでもピンヒールでもOKだぜ!という意味である。よかった、登山靴を履いてきて。基礎体力や突破力に自信がない人ほど、装備はちゃんとした方がいい。ちなみに同行のペンさんはどんな斜面でもクロックスだ。

杉林に生えるコシアブラやタラノメなどを大事に摘みながら、クマの爪痕に驚いたりしつつ先へ先へと進んでいく。

コシアブラ、うまいよねー。まだ葉の開いていない、これぞベストな状態だ。

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これはキバナアキギリだったかな。なにかこの草に関する笑い話を聞いたんだけど、覚えてないな。なんだったかな。嫁に食べさせ過ぎたとかかな。記憶力ってどこで売っているんだろう。

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タラノメはいつみても心が躍る。

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大量のウゴキを発見。新芽の一番美味しい時期だ。ありがたやありがたやと間引きをするようにチョコチョコと摘ませていただく。これでジェノベーゼとか作ったらうまいんじゃないかな。

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そのまま川の方まで下っていくと、急に開けた土地に出た。昔は田んぼか畑があったのかな。なんでもここにはデボン紀(古生代の中頃)を髣髴とさせるサイズのコゴミ(クサソテツ)が生えているのだとか。

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それにしてもいいところだなー。

ここでキャンプとかしたいなー。

でもクマに襲われるかなー。

この辺はまだ雪が残っているねー。

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雪の上を歩くのって楽しい。雪が滅多にふらない場所に住んでいるからこその感想だけどね。

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やってきたのは乾燥ワカメみたいな草が立ち枯れている場所だ。これは去年茂っていたシダ植物の仲間。この下からお目当てのコゴミが出てくるのだ。

なるほど、この光景はたしかにデボン紀っぽさあるね。みたことないけど。

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「あー。やっぱりまだ早かったかな」

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この地面がボコッと盛り上がっている逆さに埋めたパイナップルみたいなやつから、多年草であるコゴミは育ってくるのだが、1~2週間早かったみたい。

山菜採りはタイミングが命。数か月前から決まっていた感謝祭なので、コゴミの成長と合わないのは仕方ないよね。

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コゴミ採りたかったですねーとかいっていたら、「日当たりの良い場所に行けば、ここまでデボン紀じゃないけど、いくらでもあると思うよ」ということで、川のそばまで行ってみる。

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おーーーーーーーーー!

コゴミ、かっこいい!!!!

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充分立派なコゴミだが、さっきのまだ生えていなかったデボンコゴミは、さらに太いんだろうな。富山すげーな。というか案内人の天オジとざざむしさん、さすが。

「このコゴミについている茶色いやつ、これが鰹節だったらなーって毎回思うんだよねー」

確かに鰹節っぽいね。

この頃になると、天オジにさんづけするのをやめた。さんづけにするとなんか『オジサン』よばわりしているみたいだし。というか、あだ名にさん付けするのもね。で、なんで天オジなんだろね。

それにしても天オジがすごくいいんですよ。そのキャラが。富山旅行最大の収穫かもしれないっていうくらいにおもしろい人だった。

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コゴミの採り方のコツ(というかルール)は、一つの株から食べ頃のものだけを1~3本(1/3程度まで)だけ採るようにして、しっかりと芽を残すこと。カマでザクッと全部採るような採取は厳禁。コゴミは多年草なので、上手に採れば来年また一回り太くなったコゴミを収穫することができるのだ。

こんな人里離れた場所でも、すでに全部の芽をとられたコゴミの株がいくつかあった。たとえ自分が二度とこない場所だとしても、それは絶対やっちゃダメ。なんていうことを体験を通じて教わっていく。

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下の写真、細いコゴミと太いコゴミの差がわかるかな。

ちゃんと健康に保てば、コゴミは年々太くなる。そして全部の芽を刈られたコゴミは枯れていくのだ。

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天然ワサビも生えていた。根が食べられるほど育ってはいないけど、葉っぱやつぼみのキリっとした辛味がうまいやつだ。ちょっとだけこの場で味見をさせていただくと、その刺激で目が覚めてくれた。この味のガムが欲しい。

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それにしても良い天気だ。

これならホタルイカもいけるんじゃないかなー。

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場所をちょっと変えて、桜の下でアミガサタケを探してみたけれどこちらは不発。まだちょっとこっちでは早いかな。でも翌日にザザムシさんの自宅付近で大量発生していたとか。キノコって謎だ。

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ドジョウの蒲焼をいただく

山菜狩り後、ちょっと寄り道をして天オジが子供の頃から行きつけだという、創業90年(だったかな)を誇る蒲焼屋の清水屋さんへ。

蒲焼といってもウナギではなくドジョウである。いや正確にいえばウナギもあるけどメインはドジョウ。富山といえば海の幸というイメージだが、この山間地域ではドジョウの蒲焼を食べる文化が昔からあり、5軒あったうちの2軒がまだ営業中。

こういう地元の人と行動しない限りは行きつかない店に、ふらっと連れてっててもらえるのは嬉しいな。こういう店こそデートコースに最適だよねみたいな話が天オジからあった気がする。

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清水屋の先代は100歳まで元気だったそうです。ドジョウパワーかな。

どうやって捌くのか、卵のついたドジョウが串に巻かれている。開くのが大変そうだ。

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1串100円。こんがりと炭火で焼かれていて、あまじょっぱいタレが最高。ウナギみたいな脂はないけれど、これで日本酒を飲んだらうまいんだろうな。

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山菜は買うと安いよね

山菜は我々だけで食べるのならば十分だけど、感謝祭で振る舞うにはちょっと足りない気もする。そこで適当な道の駅に寄ってみたら、笑ってしまうような値段だった。

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びっちり入った天麩羅サイズのコシアブラが400円だよ。

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こっちの刻んで生のままご飯に混ぜたら最高の新芽なんか300円だ。

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当然タラノメもたくさんあった。

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「……まあ、採るのが楽しいんだけどね」

これは田舎あるあるなんだけど、地元で消費しきれない最盛期の山菜は、栽培されている遠方からの野菜よりも安くなりがち。この辺を適正な価格でどうにか流通できるといいんだけどね。あまり高くなると乱獲されちゃうという話でもあるけどね。

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その後、別の場所でもうちょっと山菜採り。ざざむしさんは会の準備で三日くらいろくに寝ていないらしいので、少しでも家で休むべきなんだけど、せっかく富山まできたのだからと最大限に案内してくれている。ありがたや、ありがたや。ちなみにそれくらい弱った状態で、ようやく山歩きの速度が私と同じになる。

ありがたいので、遠慮せずに楽しませていただく。ありがたや。

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コシアブラの木はよく育つので、届かない場所に芽があることも多いけど、絶対に枝を折ったり切ったりしないこと。

「コシアブラとかタラノメを、届かないからって切っちゃうやつがいるんだよ。そしたら、もう来年採れないじゃん。なんでそうまでして採るかなー」

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山菜は場所によって成長度合いが全然違って、ここのコシアブラは少し葉が開いているのが多かった。と思ったら、ちょうど食べ頃の芽があったり。謎が多いぞ、コシアブラ。

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これはさすがに届かないな。

でも切らない。折らない。ちゃんと諦める。

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このように一番先の芽が摘まれているタラノメもパス。

とっていいのは一番芽だけ。写真のピントがずれた。

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たまに足元をチェックすれば、極太のワラビがピョローンと伸びている。

もう上を見たらいいのか、下を見たらいいのか、この感謝祭たのしすぎるよ。

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ぜんまいも生えていたけれど、アク抜きが大変なので今回はパス。いつかチャレンジしてみたいかな。

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いい里山だなー。

 

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ということで、富山の山菜採り、堪能させていただきました!

 

 

 

富山ブラック的なラーメンをいただく

昼食はせっかくだから富山らしいものということで、富山ブラックっぽいラーメン屋へ。純粋な富山ブラックの系列ではないらしいが、それでも十分にブラックだった。

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チャーシューメン的なやつを注文。黒いスープに透明な脂の膜。なるほど、これが富山ブラック的なラーメンか。

って数年前に富山ブラック巡りに付き合ったことがあったな。あの頃は自分でラーメンが麺から作れるなんて思っていなかったよ。

@nifty:デイリーポータルZ:とにかく黒いラーメン「富山ブラック」を食べてきた

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うん、ちゃんとしょっぱい。がっちり醤油味。

そうそう、こんな味だった。

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どうにも白いご飯が欲しくなり、小ライスを追加注文。

やはり富山ブラックには白米が合う。

この塩分濃度をしっかりと舌に記憶させておこう。

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きれいな川には水草が生えていた

続いてやってきたのは、田んぼのわきを流れるその辺の小川である。

ただの名もない(あるかな)小川だが、底の様子がちょっと違うのだ。

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「保護地区とかじゃなくて、ただの用水路。これはバイカモっていう水草で、ニジマスとかも泳いでいるよ。コンクリートで護岸されちゃったら一瞬で終わるけどね」

水中に防水のカメラを突っ込んでみる。うわぁ。富山すげー。

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ここでは何かを捕るのではなく(バイカモはわざわざ食べるほど美味しくないそうだ。食べたのか)、ただ目の前の景色を眺めたり、水の冷たさを感じたりするだけ。それもまたよし。

川沿いをのんびりと散歩しつつ、その辺に生えていたタンポポを摘んで、茎を笛にしてプーップーッと上手に吹くざざむしさん。

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真似して吹いてみたけど、白い汁が苦いだけで全然鳴らなかった。

こうして私が死ぬ間際の走馬灯で見る、記憶の中の1ページが溜まっていくのだ。

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モンスターキスに寄らせていただく

続いてやってきたのは本日の宿である、株式会社モンスターキスの事務所。世界の怪魚ハンター、小塚拓矢さん率いる釣り具関係の会社だ。本日の宿はこちらで雑魚寝させていただく。

monsternet.base.ec

「小塚さん、お久しぶりです!」

「昨日、バスタで会ったでしょ」

そう、会ったんですよね。違うバスだったけど、同じ日に新宿から富山に夜行バスで向かっていたのでした。

採ってきた山菜の下処理をしたり、一緒に夕飯を食べたり。ワチャワチャと合宿みたいで楽しい。

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山菜は明日のためにとっておき、地元のスーパーで買ったものや、事務所の冷蔵庫に入っていた魚などを出していただいての晩御飯。もうこれが野食感謝祭っていうことでいいんじゃないかという気がしてきた。

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このままビールを飲んでゴロンと雑魚寝といきたいが、本日のメインはこれからなのである。ノンアルコールで晩飯をすませて、ゴロンと横になって夜が更けるのを待つのだが、この場が楽しすぎて、なんだか目を閉じるのがもったいなかった。

↓つづき↓

 

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6/10(日)大阪のシカクで製ピザ会します

こんにちは。

ちょっと大阪に行くので、製麺本の頒布などで大変お世話になっているシカクさんで、製ピザ会をしましょう。製麺じゃなくてピザ。

 

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■日時:2018/6/10(日)18時くらい~
■場所:シカク  大阪市此花区梅香1-6-13
 JR・阪神なんば線西九条駅から徒歩15分
 阪神なんば線千鳥橋駅から徒歩5分

■料金:1000円

■システム:近くの商店街で適当な具を買ってきます。生地はがんばって作ります。ピザ食べ放題、持参していただいた具を足し放題です。ただし家庭用ピザマシーン一台なので、提供量には限りがあります。分け合いましょう。

■ドリンク:用意しないので、各自持参してください。ツマミなどもご自由に。

■参加方法:ふらっと来てください。でも事前に連絡いただけると助かります。

■参考記事:このピザマシーンです。

srdk.rakuten.jp

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よろしくお願いいたします。

 


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カレーは4つのスパイスがあれば作れる! マニアに学ぶスパイスカレー入門

「それどこ」というサイトで、カレーマニアのキンさんに習ってイベントに出るというドキュメント、『カレーは4つのスパイスがあれば作れる! マニアに学ぶスパイスカレー入門 』という記事を書かせていただきました。

 

srdk.rakuten.jp

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よろしくお願いいたします。

 


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ビーパル(BE-PAL)7月号に寄稿しました

6月9日(土)発売のビーパル(BE-PAL)7月号、「野遊び+クラフトビール」の特集で、予告にある「トレイル~~~ほか」の『ほか』で、富山のざざむしさんと一緒になにかを捕っています。ホタルイカじゃないよ。よろしくお願いいたします。

 

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www.bepal.net

こんなやつだよ。なんだろうね。

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アマゾンでのご購入はこちら。

 

よろしくお願いいたします。

 


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多摩川に生えているハマダイコンは、サヤこそ大根の味がする

ハマダイコンのサヤが食べられるらしい

川原などに生えている野生の大根、ハマダイコンの葉や根を何度か食べたことがあるのだが、野草マニアに言わせると、春にできる「サヤ」こそ食べるべきなのだとか。

サヤっていうのは種が入る部分のこと。サヤなんて食べられるのかいなと思ったが、エンドウマメもインゲンマメも、そういえばサヤを食べる野菜だよなと気が付いて、さっそく案内をしていただくことにした。

 

 

 

観察会を開いてもらった

ということで、お願いした案内人は365日野草生活ののんさん。

『ラーメンに合う野草を探す』と銘打たれて、4月22日に参加者多数で開催されたのでした。

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多摩川の某所に集合し、さっそくハマダイコンのサヤを収穫。

まだ花も残っていて、サヤの成長もてんでばらばら。生で食べても大丈夫ということなので、どれくらいが食べ頃なのか、実際に口に運んで確かめてみる。

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十字の花弁はアブラナ科の証拠だそうです。へー。

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一番食べごたえがありそうな、種の育ってきたのを食べてみましょうか。

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うおおー!

すっごい大根の味がする!

味が強い!辛い苦い!こりゃ大根おろしの固形物だ!それも先っぽ側の辛い方!

すごいな、サヤ。大根よりも大根の味がするよ。

そして大きいのは筋がきついので、まだ膨らんでないくらいのが食べ頃なのかな。

サラダにするなら、花がいいかもね。

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下のサヤから成長しているのがよくわかる。

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スーツを着たまま駆けつけたみやけんさん。

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ここまで育つと、かっこいいけどサヤが固くて食えたもんじゃない。

でも茹でたら食えるかしら。

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せっかくなので、いろいろとっていきましょうか。

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ハマダイコンだけど、この時期の根っこは硬くて食べられないな。ゴボウ以上、木の根未満という感じ。

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こうみえて芋虫とか苦手なので、ギャーと乙女な声を上げてしまった。

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この黄色い花は同じくアブラナ科のカラシナ。これは葉っぱが茎から離れるように出てくるけど、菜の花は葉っぱが茎を抱くように育つそうです。

さてマスタードができるサヤはどんな味ですかね。

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これがカラシナのサヤ。ぜんぜん膨らまないのね。食べても筋っぽい感じで、食用という雰囲気じゃない。やっぱりカラシナは新芽を食べるか、種を食べるかだな。

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擬態を発見してキャー!

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いろんな植物を教えてもらう

のんさんの野草観察会は、もちろんハマダイコンの観察だけではない。

歩き慣れた多摩川だけに、この時期ならどこにどんな草木が生えているのかを把握してるので、その辺を一周するだけですごい情報量のレクチャーをわかりやすくしてくれる。

見たことのある草木も多いが、ほとんどは名前を知らず、ただ草木と認識していたもの。その名前を知ることで、グッと世界は広がっていく。

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これは皆さんご存知のクワ。まだ実は小さかった。

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クワの葉もお茶にしたり有効活用できるそうです。

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エノキは葉っぱの主脈を軸として微妙に左右非対称だそうです。秋になれば実が食べられるとか。身近過ぎて知らなかったよ。

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桜の葉っぱは、こんな感じで付け根にポツポツがあるとか。

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群生するイタドリ。

白土三平さんの本で読んだ、茎の中で育つというイタドリムシを食べたいな。

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オオイヌノフグリ。よく犬のキンタマだといわれるけど、オオイヌノフグリはキンタマっぽくなく、イヌノフグリという草こそが犬のキンタマだそうです。

見てみたい、イヌノフグリ。

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ぞろぞろ。なんだこの団体は。

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シャクチリソバ。ソバだけど実は食べられず、若葉が食べられるのだとか。実が食べられるならソバにしてみたかった。

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根っこが葛粉になることで有名なクズ。新芽が食べられるそうです。天麩羅にしてみようかな。

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ヤブカンゾウ。食べるには育ちすぎているけれど、逆にもう少し育つとつぼみを食べるという楽しみがあるとか。今度また来よう。

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クコ。実は薬膳料理でよく出てくる赤いやつ。葉っぱも食べられるそうです。こう見えてナスの仲間。

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外来種のヘラオオバコ。オオバコが人などについて種を飛ばすのに対して、これは風で飛ぶタイプで、現在絶賛拡散中。ムーミンのニョロニョロみたいだ。

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きもい。

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よくみかけるこいつはアカメガシワというそうです。カシワの仲間ではない。若い葉っぱは食べられるそうです。イモみたいな味だとか。赤いのは星状毛が密生しているからで、擦るととれる。

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そして衝撃のキョウチクトウ。インド原産。公害などに強いため、なんやかんやあって全国の公園などに植樹されているけれど、これが強烈な毒草で、バーベキューの串にしたり、箸として使っただけでも中毒をおこすとか。そんなものを公園に植えちゃいかんだろとようやく気が付いたけれど、処分するにも燃やした灰や煙が危険物、腐葉土もまた毒という厄介者だとか。多摩川のやつも中途半端な感じで枝が切られていた。なかなか難しいですね。

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そんな話を聞きながら、へーっと無意識でキョウチクトウの葉っぱを指で摘んでいたら、のんさんから真剣な表情での教育的指導をいただいた。口に入れちゃダメなのはもちろん、触わるのもダメ。なぜならその手で目とかをいじったら、大変なことになるんだよと教わりました。ありがたや、ありがたや。

その辺の植え込みとかにも普通に生えている木なので、食べたり、触ったり、男・岩鬼(ドカベンネタ)のマネをして咥えたりしないように気をつけましょう。

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カラスムギ。こいつからオートミールができるそうです。がんばって粉にしたら麺ができるかしらね。大変そうだなー。

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ヨコヅナサシガメ。どすこい。大陸からの帰化昆虫で、人間も刺されるらしいぞ。

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クローバー(シロツメグサ)に寄生しているヤセウツボ。これもまた外来種で、多摩川の植物はその9割が外来種(国内移入種含む)だとか。ひえー。

ヤセウツボ、負けるな一茶、ここにあり。違うな。

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ハマダイコンを食べてみよう

はい、ようやく食べる話です。

採ってきたハマダイコンのサヤをよく洗い、付け根部分の茎をチマチマととる。

うわ、めんどくせええ。

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これをバーッと全部茹でる。

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ラーメンの具を探そうという会だったような気もするけれど、製麺するのも大変なので(己の趣味の否定)、とりあえずマヨネーズで食べましょうか。

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すっごい大根の味。大根よりも大根。やっぱりおもしろいなー。茹でたやつをポテトサラダとかに入れるとアクセントになっていいかもね。

こうして茹でてみても、やっぱり食べ頃は膨らむ前の細いサヤですね。

サヤが膨れるまで育つと、エンドウマメなんかと同じで、茹でても筋が固くて美味しくない。

でも育ちきってしまうと、サヤの中の豆が美味しいので、グリンピースみたいに利用できるかも。ちょっと小さすぎるかな。

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葛の新芽はそのまま天麩羅にしてみた。

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デンプン質の甘みがあっておいしいんだけど、剛毛が喉に引っかかって厳しいっす。ケガニを殻ごと食べるくらい無理があった。

よくよく聞いたら、食べるときは皮を剥いてから料理しないとダメなんだって。だよねー。野草を美味しく食べるって大変だよねー。

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ということで、いろいろな発見のある観察会でした。

ハマダイコンのサヤ、おもしろい味なので、また来年も食べようと思います。

講師ののんさん、ありがとうございました。

 

 


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肝臓みたいない赤いキノコ、カンゾウタケは予想外の味

この時期にやるキノコ狩りにいってきました。

知らないキノコ、食べたことのない味、まだまだいろいろありますな。

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よろしくおねがいいたします。

 


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