私的標本

玉置標本によるブログです。 捕まえて食べたり、お出かけをしたり、やらなくても困らない挑戦などの記録。

サツマイモの葉っぱ料理

※『地球のココロ』というクローズしたサイトで、2009年11月2日に掲載した記事の転載です。

f:id:tamaokiyutaka:20180209020927j:plain

先日、このサイトで「サツマイモの葉っぱを育てて食べてみた」という記事を書かせていただいたところ、大変うれしいことにサツマイモの茎や葉っぱを使った料理方法のコメントをいくつもいただいた。

イモの葉っぱならまだたくさんあるし、どの料理もおいしそうなので、さっそく真似させていただくことにした。

blog.hyouhon.com

食べても減らない不思議な葉っぱ

プランターと裏庭に植えたサツマイモは、あの記事を書いてからもちょいちょい食べているのだが、食べる速度よりも成長する速度が速いようで、季節的にちょっと葉が黄色くなってはきたものの、いまだにモリモリと茂っている。

f:id:tamaokiyutaka:20180209020953j:plain
隣のプランターのホウレンソウは失敗したが、サツマイモは伸び放題。

f:id:tamaokiyutaka:20180209021011j:plain
裏庭でも伸び放題。完全無農薬なので多少葉っぱが虫に食われたけれど、まあ許容範囲。

イモの葉っぱを三つに分ける

収穫したイモの葉っぱを見てみたら、伸びた茎から葉っぱが直角にぴょこりと生えていた。このように蔓が横に伸びていって、伸びた先で根を広げていくのがサツマイモの成長方法なのだろう。なんだかはえ縄漁の仕掛けみたいである。

f:id:tamaokiyutaka:20180209021128j:plain
この葉っぱを植えても、やっぱり育つらしいです。サツマイモって強いですね。

今回は3種類の料理に挑戦するので、こいつを葉っぱ、葉っぱに付いている茎、横に伸びるメインの茎の三つに分けて使ってみることにした。

メインの茎に関しては、どうも成長中の部位と成長済みの部位で色も硬さが違うようで、後者はもはや食材っぽくない質感なのだが、、コメントにあった「豆の筋を取るように茎の筋をとり」をおこなえばきっと食べられるはず。

f:id:tamaokiyutaka:20180209021145j:plain
成長中の先端側の茎は緑。ワラビくらいの硬さかな。

f:id:tamaokiyutaka:20180209021202j:plain
成長しきっているイモ側の茎は紫。ものすごい硬いが食えるのだろうか。

葉っぱのニンニク炒め

最初の料理は、台湾在住の書く文和さんのコメントにあった、葉っぱのニンニク炒め。台湾ではサツマイモの葉っぱが普通の野菜として売られているんですね。貴重な情報ありがとうございます。

f:id:tamaokiyutaka:20180209021220j:plain
やっぱりドクダミみたいですね。でもおいしいんだ。

細かいレシピはよくわからないので、そこは自己流で料理開始。まずフライパンにごま油を入れ、薄切りにしたニンニクと鶏肉を炒め、醤油、酒、塩、オイスターソースで味を付けたら、最後にサツマイモの葉っぱを入れて、しんなりしたら出来上がり。ちょっと葉っぱに火を通しすぎてしまったかな。

f:id:tamaokiyutaka:20180209021259j:plain
自分で作ったとは思えないほどうまそうだ。

食べてみると、なるほどサツマイモの葉っぱが台湾で愛されている理由がよくわかった。イモの葉っぱは炒めて食べると、まったく癖がなく、すこし甘みがあって、柔らかくてとてもうまい。そこにニンニクの風味が加わると、ご飯でもお酒でもどんときやがれな一品になるようだ。

これはあくまで自己流レシピなので、たぶん台湾で食べられているニンニク炒めとは少し違う料理になっていると思うけれど、炒めたイモの葉っぱがうまいことに変わりないだろう。

茎のキンピラ

次は葉っぱに付いている部分の柔らかい茎で、kameさんのコメントにあったキンピラを作ってみることにした。

07f:id:tamaokiyutaka:20180209021236j:plain
この部分も、柔らかい緑のものと、ちょっと硬い紫のがあります。

キンピラというのはほとんど作ったことがないのだけれど、ごま油で炒めたところに、鷹の爪、醤油、みりん、酒、ごまでいいのかな。なんとなく不安なのでダシの素を少し入れてみる。

f:id:tamaokiyutaka:20180209021328j:plain
なんだか山菜料理っぽい仕上がり。

できあがったイモの葉っぱに付いている部分のキンピラを食べてみると、コメント通り、これは確かにお酒のアテに最高だ。

シャクシャクとした歯触りが心地よく、ピリ辛の味付けと、茎を噛んだときにほんのり感じるイモの甘みが相性ばっちり。冷蔵庫に常備しておきたい一品である。

茎の混ぜご飯

最後に作るのは、茎部分を使った混ぜご飯。コメントをいただいたりえっつさんの家では、昔から葉っぱではなく、茎を食べていたそうだ。へー。

f:id:tamaokiyutaka:20180209021354j:plain
かなり硬いのが混ざっているけれど、煮ればきっとおいしいはず。

今回用意した材料は、かなり硬いイモの茎に、シメジ、鶏肉、油揚げ、ニンジン。これをコメントを見ながら醤油、酒、砂糖、水で、水分がなくなるまで煮る。ふんぎゅーさんのコメントにある炒め煮というのは、この状態のことかな。このままでもおいしそうなのだが、今日はこれをご飯に混ぜて食べるのだ。

f:id:tamaokiyutaka:20180209021417j:plain
炊き込みご飯っぽいですが、炊き込んではいないタイプの混ぜご飯。

食べる前からそのうまそうな香りでお腹がグーグーとなる。食べてみると、イモの香りがほんのりとご飯に移って、これなら何杯でも食べられそうなやさしい味。

ただ、やっぱりイモの茎が硬すぎた。緑の部分は大丈夫なのだが、紫色にまで成長しきった芋の茎は育ちすぎたタケノコのように筋っぽく、さすがにちょっと硬すぎる。炊いたご飯に混ぜるのではなくて、この硬さなら一緒に炊けばよかったかな。サツマイモの茎ご飯を作っておいて、茎をよけて食べている自分が情けない。

でも味自体はかなりいいので、次回は柔らかそうな部分の茎だけで作って、腹いっぱい食べさせていただきます。私が用意した茎が硬すぎたのが悪かっただけなので、もっと柔らかいうちに収穫するか、キンピラで使ったような葉っぱに付いている部分で作れば、きっとちょうどいい歯ごたえなのでしょう。

コメントをいただいた方、本当にありがとうございました。

 

 

 

Copyright (C) 私的標本 All Rights Reserved. by 玉置標本