ウナキさんのために熱帯魚屋でキンギョソウと冷凍赤虫を購入してから帰宅。
電気をつけ、二つ並んだ水槽をいつものように覗くと、ウナキさんが白い腹を上にして、息絶えていた。
同じ水槽に住んでいるダボハゼ、ドジョウ、カニなどは元気なので、水質の悪化ではなさそう。
手を水槽にいれて、ウナキさんの亡骸を取り上げると、アゴの周りが赤く内出血の後があった。
私が針をはずすときに手間取ったため、アゴの骨が砕けていたみたいだ。
ぼーっとしながら流しで洗い物をしていたら、木箸の棘が右手の中指にチクリと刺さった。
骨が砕けるほどの痛みではなかった。
食べるために4匹のウナギをキープしている私に、ウナキさんが死んで悲しいという資格はないんだけれど、やっぱりウナキさんのために開けていた私の心のスペースに、ぽっかりと穴が開いた感じがするなあ。
冷凍赤虫、亀本さんもドジョウも食べなかったよ。
バイバイ。