ちょうどマンボウが終わったタイミングで関西にいたので、アジアハンター小林さんのツイートで気になっていた、京都のTADKA2 (タルカ2)に行ってみました。
夜はタルカ2でマニさんによるゴージャスかつアバンギャルドなコース料理。ラージカチョーリーがスターター。マラーヤリースタイルのマトン、タワー・フィッシュフライやトマトとピーナッツのクルマなどがここでしか食べられるバン・パロタによく合う。インド料理の昇華のさせ方を内装と共に深く堪能。 pic.twitter.com/uoP8LT3x8s
— アジアハンター小林『日本のインド・ネパール料理店』阿佐ヶ谷書院より2月24日刊行 (@AsiaHunter_com) March 17, 2022
店はビルの二階で、存在を知らないと絶対たどり着かない隠れ家的な場所でした。
入口。
急に行くことになったので予約なしだったのですが、オープンの17:30にいったのでギリギリで入れました。基本的に予約をした方がいい店だと思います。
すごくおしゃれな店で、水差しすらかっこいい。きゃー。
そういう店にスズキナオといったんですけどね。あと仕事関係でもお世話になっている友人2名の計4名で黙食。ちなみにインド料理に詳しい人はいません。
まずはドリンクから。せっかくなので変わったものをと、フレッシュカレーリーフがたっぷり入ったローズモヒート。お店の方曰く、すごく好き嫌いが分かれる味だとか。カレーリーフ独特の香りが生きていて私は好きでした。同行者は気に入って2杯飲んでいました。
料理はお店の方と相談しつつ、オススメなやつを優先的にセレクトして、幅広く南インドを食べられるように注文。シェフはベジもノンベジも得意だそうです。
この店を何で知ったのか聞かれたので小林さんの知り合いですと答えておいて、南インド料理に詳しくない(私はミールスとティファンしかわからない)ため、なんだか混乱させてすみません。
まずはワタリガニのラッサム。魚介が入ったラッサムはたぶん初めてですが、それがカニですよ。ラッサムでこういうことをしてもいいんだという驚き。自由だ。もちろんうまい。
青バナナのフリット。バナナに衣をつけて揚げたものかと思いきや、バナナを生地にして何かを挟んで揚げてありました。私の理解不足で正体不明ですが素敵な味。ココナッツチャトニもおいしい。
取り皿やカラトリーがすごくかわいい。
人気メニューだというラジカチョリ。これは……なんなんですかね。ヨーグルトサラダでしょうか。豆がたくさんでスパイシーでクリーミーでちょっと甘い。食感と味の要素が盛りだくさんで一口ごとに印象が違う。私には説明できないので食べてみてください。
ディナーにティファンを挟むのは反則のような気もしますがマサラドーサも食べたい。トマトの甘みがしっかりしているサンバル、ニンジンのチャトニ、ココナッツチャトニ付き。
パリッと焼かれたドーサの中には、ポテトとミックスベジタブルのお馴染みなアレが入っています。久しぶりドーサを食べましたけど、やっぱりおいしい。
正式名称は忘れましたが、手羽をスパイシーに焼いたやつ。これがまた奥深い味でうまい。よくある店のよくある味とは一味違うクオリティ。同行者が目を見開いて感動していました。
せっかくなのでマトンビリヤニも食べましょう。ビリヤニを頼むとそれだけでお腹いっぱいになって苦しいですが(それはそれで幸せですが)、4人だとシェアできるので便利。パラパラのバスマティの下にゴロゴロとマトンが隠されています。ライタとカレーソース付き。
トマトと豆のベジカレーとパロタ。この店のパロタはクロワッサンを超えるような立体的で、フカフカのパリパリ。バンパロタというやつなのかな。そこに豆たっぷりのカレーが染みて幸せなんですよ。たぶん看板メニューだと思われます。頼んでよかった。
ということで、すごくおいしかったです。
驚きと喜びの量に対してかなり安くて、一人ドリンク2杯頼んで割り勘したら4000円行かなかったはず。いい店。TADKA(タルカ)のミールスもおいしいらしいので、また京都に来なくては。なにか用事がないかな。
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