私的標本:捕まえて食べる

玉置標本によるブログ『私的標本』です。 捕まえて食べたり、お出かけをしたり、やらなくても困らない挑戦などの記録。

桑の実を食べようとしたらクワキジラミが白いモヤモヤを出していた

 

 

 

やあやあやあ、桑の実がなるうれしい季節がやってきました。

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ところで桑の木って、たまに白いモヤモヤが発生している場合がないですか。

こういうやつ。

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この場所はこういう樹が多くて、それが風に舞って粉雪が降っているみたいでした。

一緒にいた人が、クシュンクシュンとくしゃみをしています。

これって桑の花なのか、桑の花粉的なものか、あるいはカビや病気的なものかと思っていたんですが、その正体は全然違いました。

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葉っぱを裏返してびっくり。

小さな虫のお尻から、この白いモヤモヤが出ていたのです。

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ひーーーーーーーーー!

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羽の小さいセミというか、なんというか。

なんだこいつは。

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お尻から体長の何倍もの白いモヤモヤを出しています。

なんなのよー。

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さっそく携帯で調べてみると、クワキジラミという虫の幼虫で、シラミではなくカメムシの仲間だとか。

カメムシ目 腹吻亜目 キジラミ科 だそうです。

白いモヤモヤは幼虫の分泌物で、白色ロウ質物なんだって。うんこ?

人間には害がないとされているけれど、舞っているこいつでアレルギー反応みたいになっている人もいたので、どうなのかな。

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それにしても長い分泌物だな。

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モヤモヤを出していない羽のある虫は、成虫になりたてのクワキジラミ。

成虫になる手前で、体内の余計なものを捨てるために、こうしてボリューミーな分泌物を出すのかな。お尻からアブラムシみたいな汁を出している幼虫もいるね。

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ところで桑といえばカイコの餌ですが、カイコといえば絹糸ですよね。

なんで桑の葉を食べる生き物の幼虫で、お尻から白いものを出しがちなんですかね。

なにか桑の葉にそういう成分的な要素があるのかな。

いやー、おもしろいなー。

 

以上、気持ち悪いけれど勉強になった体験の共有でした。

これで覚えたね、クワキジラミ。

 


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クサイチゴ(草苺)はちゃんと味があって美味しかった

 

 

 

謎のイチゴを発見した

先日、所用で某所の草むらをうろうろしていたら、足元になにやら赤い実がたくさんなっていた。

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いつものヘビイチゴかなーと思いつつ観察してみると、なんだかちょっと違う。

記憶の中にあるヘビイチゴよりも、なんというか美味しそうなのだ。

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実のツブツブの感じがキイチゴっぽい。でもヘビイチゴのように草になる。

これはあれか、クサイチゴというやつか。

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クサイチゴ、臭い稚児ではなく、草苺。まさに草の苺だ。

なんとなく存在は知っていたけれど、こうしてフィールドで出会うのは初めてかもしれない。あるいは今までヘビイチゴと混同してスルーしていたかな。

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クサイチゴには味がある

ちょっと洗って食べてみると、ちゃんと甘くてほのかに酸味がある。うん、美味しい。子供の頃にちゃんと覚えておきたかった。

もちろん品種改良がされた市販のイチゴに比べれば薄味だけど、ヘビイチゴに比べれば100倍くらい味がある。もう少しはっきりとした酸味が欲しいかな。

完熟した実がが甘いけれど、ちょっと種が硬くてツブツブしている。なんていうのは贅沢ですね。

味もいいけれど、姿もいいよね。これなんか油絵のモチーフみたいだ。

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そして驚いたのが、葉っぱや茎に棘が無数にあること。美しいバラには棘があるというが、甘い苺にも棘があるのか。

クサイチゴの藪を短パンで歩けば、優しめのノバラくらいは刺してくるだろう。

葉っぱの裏側を指で撫でれば、猫になめられているみたいにザラザラだ。あるいは俺の無精ひげによるほおずり。イタタタタ。

見た目、触り心地、場所の雰囲気、そして味。こういう実体験の記憶さえあれば、確実にクサイチゴという植物を忘れることはないかな。図鑑だけだとイメージできない情報ってやっぱり多い。

ここは家から遠いので、このためにまた来るというのは難しいけれど、クサイチゴをちゃんと知れてよかった。きっと家の近くにもあるのだろう。

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ちなみに別の場所にあったヘビイチゴを久しぶりに食べてみたが、毒こそないものの、やっぱり味が絶望的になく、食べれば食べる程むなしくなる感じだった。これに比べるとクサイチゴは偉大だ。

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マルベリーことクワの実もたくさんなっていた。マルベリーといいつつ細長い。

ルビーのように赤いものよりも、真っ黒に熟した実こそうまい。

この色のことを「どどめ色」というらしいよ。

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すっかり初夏ですね。というかもう夏だ。

暑いなー。

 


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復興が進む宮城県女川町へ、大好きな魚を食べに行く旅にいってきました。

 

 

 

こんにちは。

掲載媒体を微妙に変えつつも、宮城県女川町のことをなるべく毎年書いているのですが、今年はエクスペディア様のサイトで書かせていただきました。

 

震災から8年。復興が進む宮城県女川町へ、大好きな魚を食べに行く 」です。

https://welove.expedia.co.jp/destination/japan/44054/

 

魚を食べ続ける一人旅でございます。

この旅行は3月末にいったので、ホヤにはまだちょっと早かったのですが、今ならベストシーズンですね。なのでまた行きたい。

 

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お土産のウニもうまかったです。

よろしくお願いいたします。

 


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オオグソクムシ料理の下拵え、内臓の出し方

※グロ系が苦手な方は見ないでください。

 

 

 

オオグソクムシの可食部位について

深海のでっかいダンゴムシ、みんな大好きオオグソクムシ。

最近は食べたという人も多いみたいですね。

あ、ラグビーボールくらいあるダイオウグソクムシではないですよ。大きめのゴルフボールくらいのオオグソクムシの話です。

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今日、雑談のなかで「オオグソクムシ料理を食べたけれど、固くて呑み込めなかった」という話を聞きました。

いやいやいや、「それはイセエビを殻ごと食べようとしているみたいなものですよと。ムナムシみたいな小さいサイズなら丸ごといけますけど。ただし内臓は抜いてくださいね」という返事をしました。

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これがフナムシサイズ。

ちなみにフナムシは食べたことないです。

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このようにオオグソクムシの甲羅はイセエビのように固く、お腹は見事な蛇腹でプニプニしています。

身はおいしいんですが、このお腹の中はウンコなので丸ごと食べちゃダメ。

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ということで、皆さんもいつかオオグソクムシを捌く機会もあるかと思いますので、基本的な下拵えの仕方を書いてみます。正しいかは謎ですが。

前にデイリーポータルZで書いた内容の補足になります。

dailyportalz.jp

小型オオグソクムシの処理と調理例

大きいのは怖いので、小さいのからやっていきましょう。

まずはよく洗います。

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グイっとエビぞりさせます(オオグソクムシなのにエビぞりです)。

キン肉マン世代であれば、ロビンマスクのタワーブリッジです。

下の赤線部分の下側から上に向かって、先のとがったハサミで皮一枚分だけ切ります。浅く切ってください。

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そして切った上の胸部分を優しく押すと、ぷにゅっと内臓がでてきます。

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これを優しく引っ張れば、スポっとウンコの詰まった袋が抜けます。

これで下拵えは完了です。

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慣れればすぐ終わります。

唐揚げサイズの豆アジをさばくようなものです。

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この大きさなら、テナガエビとかアマエビを揚げたやつを丸ごと食べられる人であれば、殻っと、いやカラっと揚げることで丸ごといけます。

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ただし、加熱しても赤くならないんですよね。

地味。

塩、胡椒などでどうぞ。

どうぞっていわれても、どこで入手するんだっていう話ですが。

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大きなオオグソクムシの処理と調理例

大きいオオグソクムシも基本的に同じです。

ただ、でかいぶんだけ、家にあると違和感がすごいです。

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持ち方はこうです。

薬指の使い方がポイントなので、覚えてください。

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小さいのと同じように腹の皮を一枚切って、胸を押して糞袋を出します。

ちょっと切りすぎて穴が開いちゃいましたが、これくらいならセーフ。

殻の中で破裂させないように気を付けましょう。

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ある程度でたところでつまんで引っ張れば、ズボっと抜けます。

お腹がペッタンコ。

これでバッチリ、下拵えは終了です。

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あとはこのまま調理してもいいですが、イセエビみたいに半分に切ったほうが食べやすいかと思います。

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身は透明感があってエビっぽくて美味しそう。そして実際に美味しい。

中央のトウモロコシみたいな部分は、カニやエビでいうミソ中腸腺という消化にかかわかる場所で、甘みがあっておいしいです。

 

オオグソクムシなので、やっぱり具足煮がいいと思います。

黒いのは一緒に捕れる深海性のヌタウナギです。これもうまい。

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深海にある竜宮城では、これがごちそうとして出てきます。たぶん。

大きいグソクムシなら、それなりに食べ応えがありますよ。ブラックタイガー一匹分くらいでしょうか。

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やっぱり殻部分は、ちょっと煮たくらいだと食べられないと思います。

干したり揚げたりして、粉末とかにすればどうにかなるかもしれません。

※調理は新鮮なオオグソクムシを使うというのが大前提です。というか、別にわざわざ食べることをお勧めはしません。もし食べるなら、美味しく食べましょうという話です。

※冷凍品などは未経験なので上記のやり方でいけるかは謎です。

 

深海生物シリーズダイオウグソクムシ ぬいぐるみ特大 グレー 7317

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ではまた。

 


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「パスタマシン」でうどんもパスタもラーメンも、手作りすると美味しくて楽しいという記事

 

 

 

こんにちは。

趣味の製麺」を通じて鋳物製麺機の良さをさんざん伝えておいてあれなのですが、料理の道具として使うだけなら、パスタマシンでいいんじゃないですかね~という記事を書きました。

r.gnavi.co.jp

 

購入したパスタマシンは、「ATLAS 150」です。

便利ですね、パスタマシン。

櫛刃がプラスチック製で外れるとはびっくりだ。

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よろしくお願いいたします。

 


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「日本の中のインド亜大陸食紀行」小林真樹を購入しました

 

 

 

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先日、ビリヤニの記事を書いた際にインタビューさせていただいた、アジアハンター代表の小林真樹さんの本、「日本の中のインド亜大陸食紀行」を購入した。

日本の中のインド亜大陸食紀行

日本の中のインド亜大陸食紀行

 

 

この本を出した阿佐ヶ谷書院という出版社を一人でやっているS氏から、「小林さんの本を出すんですよー」という話を聞いたときに、中央アジア各地の食文化に関する体験レポート本かと思ったのだが、なんと「日本の中の」インド亜大陸食紀行で驚いた。

日本各地にある外国人コミュニティを冒険した記録なのだ。

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小林さんが日本国内の店に興味を持ったいきさつについては、「はじめに」のページで詳しく書かれているが、1991年にバックパッカーとしてインドとネパールを訪れ、しっかりと幻惑されて帰国後も忘れられないでいたため、手っ取り早い対処法として国内の料理店、食材店、イベントに顔を出し、在日インド亜大陸出身者と接触をしだす。

そして日本人相手じゃないような店を探すようになり、この手の店が大都市だけではなく地方都市に固まっている事実に気が付き、その深みにズブズブとハマっていくという物語。インド旅行の代用として始めたはずの旅が、現実のインド旅行以上に面白く感じてしまい、この本の出版となったわけだ。

 

日本の中のインド亜大陸食紀行

日本の中のインド亜大陸食紀行

 

 

どこかにまとまっていそうで、どこにもまとまっていない日本のインド亜大陸情報。ものすごく貴重。まだ一章の途中までしか読んでいないが、もう買ってよかったと確信している。店だけではなく、家にまで潜入しているのがすごい。なんだこの行動力。

さすがにインドはなかなか行けないけれど、国内だったらどこでもご近所。行こうと思えば行ける場所のガイドブックにもなるこの本、2200円+税とちょっとお高めだが、300ページ以上のボリュームがあり、フルカラーなのだからお買い得だ。

知らないことってたくさんあるなーと思いました。

 


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水を買うべきか問題とウイスキーのホット麦茶割

 

 

 

飲み物からカフェインと糖分をなるべく取らないようにすると、おのずと選択肢が狭められる。

今日は飲み物が数種類しかない売店で、ノンカフェイン、ノンシュガーのドリンクが、「水」だけだった。

水かー。

いや、食べ物で十分カロリーや栄養は採れているはずだから、飲み物は水でいいんだろうけど。

でも水かー。

飲み物は水でいいという考えで始めた行動なのだが、実際に買うとなると、水にお金を出すのものなーとなってしまう。心の強さを試されるよね。しかもこの店はペットボトルはジュースも水も同じ値段だった。水筒を持ち歩けっていう話だが。

 

ところで水を初めて買って飲んだのは、中学一年生か二年生だったかな。友達といった浅草の花屋敷で、テレビの影響をそのまま受けて、これを買うのが今かっこいいんだよと手にした小さいボトルのエビアン(120円)だった。

「なにこれ、水なのに固い!え、水?」

硬水の洗礼である。今なら普通に飲めるけれど、軟水育ちの中学生に、エビアンの味はまったく理解できなかった。その後、まさか専用のホルダー(エビアンホルダーって知ってます?)が流行るとは。

 

で、本題に戻るのだが、水を買うのもなーと躊躇して、水っぽい飲み物を買った。

グリーンダカラである。ほら、量もちょっと多いしさ。


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久しぶりに飲んでみると、ノペっとした独特の飲み心地で、それなりに甘く感じた。なるほど、水ではない。

100mlあたり19kcalと、コーラの半分弱ほど。

一本飲めば100kcalくらいかな。

気にする人は気にするし、気にしない人は気にしないかなという数値である。

みんな飲みたいものを飲めばいいよねー。

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そして帰りに、小腹が空いたし野菜不足なので、果物と野菜のジュースなど。

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100mlあたり37kcal。カロリーは炭酸飲料よりは控えめ。栄養はどんなもんですかね。カロリー的には、量が少ないのがポイントなのかもね。

水分としては麦茶、食事の相棒としては野菜ジュースが無難かなー。

 

本日の寝酒は、ウイスキーのホット麦茶割。

ポイントは濃さがよくわからないところ。

ちなみに薄いです。

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