私的標本:捕まえて食べる

玉置標本によるブログ『私的標本』です。 捕まえて食べたり、お出かけをしたり、やらなくても困らない挑戦などの記録。

淡竹(ハチク)と真竹(マタケ)でメンマを仕込む

 

 

 

 

本来は麻竹(マタケ)で作るメンマを、孟宗竹(モウソウチク)で毎年作っていますが、試しに淡竹(ハチク)と真竹(マタケ)でも作ってみたメモです。

どちらも孟宗竹のタケノコが終わってから出るので、タケノコに食べ飽きている時期だから、地元の人はあまり活用していないそうです。

淡竹(ハチク)でメンマを作る

これが友人の案内で収穫した淡竹。

 

先端が仏教の道具みたいでかっこいい。

 

淡竹は地上に出たものを折って食べるタケノコ。うまい。

 

メンマにしたのはこのサイズ。普通は食べない。

 

青い。

 

茹でます。

 

この固さだったら無塩でいけるかも。

 

だめだ、塩を入れないと溶けてしまう。

 

強制乾燥させよう。

 

腐敗臭こそしないけど、これはなかなかダメそうだ。

 

一応ちゃんと調理して食べてみる。

 

皮が藁くらい固くてさすがに食べられない。皮を剥くほどの厚みもないし、淡竹は無塩メンマに向いていないようだ。

 

真竹(マタケ)でメンマを作る

せっかくなので真竹(マタケ)も試してみよう。元祖である麻竹(マチク)と名前だけなら一番似ている。友人宅で採取。

 

真竹の先端。

 

真竹も地上に出たタケノコを食べるタイプ。うまい。

 

育ちすぎという程でもないサイズしかなかった。

 

小さくても青い。

 

蒸してみた。

 

これなら食べられそう。黒砂糖みたいなコクのある匂いがした。サトウキビの仲間?

 

塩を入れて発酵させる。

 

干します。

 

お、普通にできたっぽい。

 

インド風に調理して、スッポンラーメンにトッピング。うまいけど普通だ。いや普通でいいんだけど。

 

ということで、淡竹と真竹は、食べごろサイズを普通にタケノコとして食べようと思います!

 


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