私的標本:捕まえて食べる

玉置標本によるブログ『私的標本』です。 捕まえて食べたり、お出かけをしたり、やらなくても困らない挑戦などの記録。

実家の猫が懐かないので、ぶち猫さんの猫を愛でつつお節をいただく

 

 

 

明けましておめでとうございます。

突然ですが、実家の猫が懐きません。

これが昨年末の様子。

 

そして元旦の様子がこちら。

 

こんなにかわいいのに、全然懐かないという悲しみ。

それはそうと、ぶち猫さんのお節は毎年美味しそうですね。

 

美味しそうなので食べに行ってきました。

いや突然いったのではなく、昨年中に呼ばれていたのですが。

二年連続二回目、ぶち猫さん謹製お節を食べる会です。

 

そこには今年も和風の美人猫がいました。

懐くかな?

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まったく懐かない。

実家の猫すら懐かないのに、他所様の猫が懐く訳ないですね。

触ってもひっかかないだけ、実家の猫よりもフレンドリーです。

 

はい、お節をいただきます。

ゴボウとニンジンを牛肉で巻いたもの。

土の香りがする根菜と牛肉って合います。

こういう自分では絶対作らないタイプの料理が嬉しいですね。

今日の料理は全部そうなのですが。

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よくわからない茶色くて四角いもの。

鶏肉を蒸したものらしいですが、レシピが何一つわからない感じが最高です。

フワッと柔らかい仕上がりは、100回食べても作れません。

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黒ヤギさんからお手紙ついた。

黒豆さんたら美味しく煮えた。

ふっくらツヤツヤに煮あがった黒豆。

甘さを抑えて豆のフクフクした味わいが楽しめます。

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わざわざ種が抜いてあるキンカンがうまい。

三つ食べました。

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数の子の存在が嬉しく、人参がとっても赤い松前漬け。

これいいわー。

松前漬けは製麺機で昆布とスルメを切って作った人が過去にいると「趣味の製麺」で読みました。何号だったかは忘れました。

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甘いかなと思って食べた田作りが、想像の三分の一位の甘さでびっくり。

ピリッと辛くて嬉しい驚き。

酒に合う田作り、だそうです。

ちょっとぶち猫さんに座布団一枚あげて。

もうこれだけで飲める。

これ以外にも食べるけど。

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低温調理でなんやかんやしたであろう鴨。

この柔らかさ、さすが。

今年は狩猟免許を取って青首の鴨を持ち込み、「ちょっとこれ頼むよ」っていいたくなります。

迷惑なのでしませんが……とも言い切れませんが。

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刺身はブリとタイとマグロとダイコンとシソ。

本わさびが相応しい美味しさです。

私は釣りに行きたい。

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さらにイクラがドーンと食べ放題状態。

すみません、ご飯ください。あ、ないですね。

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しっかり甘いキントンにヨーロッパ土産のお酒(アクアビットというジャガイモの蒸留酒)を合わせるという高度なマリアージュ。

すごい、合う。

あと書いてないけど、素敵な日本酒や焼酎やビールがテーブル上に並んでいます。

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ここで57度の低温調理からの表面を炙ったローストビーフ。

柔らかくて噛むとジュワっと何者かが溢れてきて、そりゃもう高いお肉の味がします。

高い素材を贅沢に使って、ちゃんと高いことがわかる料理に仕上げるのがさすが。

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正月なのでお雑煮もいただきました。

東京風のシンプルに出汁を味わうタイプ。

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参加者が持ってきたコンビーフもすごかった。

これ本当にコンビーフなのかなっていうくらい。

これもご飯が合いそうですね。

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わざわざご飯を炊いていただきました。

炊飯器ではなく土鍋で炊いたご飯に、いくら乗せ放題。

追加でコンビーフを載せるのもいいでしょう。

なので二杯食べました。

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まだいくらがあるんですよと、かまぼこに乗ってやってきた。

ここで急に皿が紙皿に代わったので、これは京都でいうところの「ぶぶづけでもいかがどすか?」というやつかと思ったら、この皿が紙風だけど陶器という変化球が内角低めにズバーン。

なんだこの一文。

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膨大な手間と材料費の掛かった正月料理、その研究成果を堪能させていただきました。

お節をつまみに飲むのは楽しいですね。市販のお節も好きです。子供の頃はまったくピンときませんでしたが。

 

ちなみに昨年の研究成果がぶち猫さんのブログにまとめられています。

私も今読み返して、おおおおお!ってなりました。

来年は何か作ってみようかなー、コンビーフとか(ちがう)。

のし鶏っていう食べ物なのかあれ。

buchineko-okawari.hatenablog.com

 

 

はい、ご注文いただいた本です。

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blog.hyouhon.com

 

ごちそうさまでしたニャン。

 


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