暇だったので、ちょっと近所の居酒屋でいっぱいくらいの気持ちでウナギ釣り。
修行僧と呼ばれる人がいた。
ぼけーっとビール呑みながら糸を垂らす。
修行僧がウナギ釣った。
食べ頃サイズ。
私がフッコ(スズキ)釣った。
即リリース。なぜならウナギじゃないから。
私がウナギ釣った。
なんか長かった。
九時、ビールが切れたので解散。
帰るとき、修行僧が釣ったウナギを入れ物に移そうとしたら、およよよよっとウナギが指先から抜け出してヌルヌルヌルっと這っていき川へぽちゃん。
修行僧がせっかく釣った鰻を不注意で川に逃がしてしまった。
あーあ。
でも逃がした人も、逃がされた人も、リアクションが小さい。
目玉焼きをちょっと焦がしちゃったくらいのリアクション。
二人とも、東京でウナギが釣れるという事実に慣れすぎている気がする。