とりあえず日本っぽいものを食べようということで、「あっちの聚楽（じゅらく上野駅前）とこっちの聚楽（聚楽台）、どっちがいい？」という二択で責め立て、情緒のあるほうの聚楽台へといく。いや、別に嫌がらせではない。
で、なにも期待しないで入った聚楽で私たちを待ちかまえたのが、「西郷丼」。
さすが上野でごわす。
店内に人がいないでごわす。
そしてビールのサイズは、大ジョッキ、Ｊジョッキ、中ジョッキ。
Ｊ、ああもちろん聚楽のＪだ。
でも今日は壮行会だからＪＡＰＡＮのＪだ。
なんで大と中の間がＪなのかは知らない。
ジャストサイズのＪなのかもしれない。
注文注文。別れの席には酒がつきもの。ビールだビール。
「ビールのＪくださーい、Ｊビール！」とわたしが若干テレながら注文。
「あ、わたしも〜Ｊ２（じぇいつー）で〜！」と友人続く。
「じゃあわたしも〜ええと、全部で４Ｊ（よんじぇい）！」と友人続く。
あああ、なんかビールを注文しただけなのにすごい楽しい。
店内の昭和の香りがぷんぷんする雰囲気とマッチした、一つの完成されたアトラクションになっている。
そして料理はもちろん西郷丼！は、友人が先に頼んだのでそっとしておいて、わたしは子様ランチみたいなヤツを頼む。なんだっけな、レトロプレートとか、なんかそんな名前だった気がする。
はい、西郷丼到着。薩摩だけにサツマイモの天ぷらやら薩摩揚げが入っていてとってもオシャレ。
食べた友人のコメントは「量が多い！」だった。
はい、わたしがたのんだレトロプレート到着。
プレートがレトロだ。
聚楽、とてもたのしかった！
次回はポイントカードで５％オフだ！
そんな感じで日本を満喫したところでお別れの時間。
不安そうな友人に、日本の国技、ダジャレで見送る。
「大丈夫だよ、ドイツだけにきっとマルク収まるよ。」
「いまユーロだよう。」
が、がんばってくれ。
