ビーパル7月号、お読みいただけましたか。
リンクを張っておいてあれですが、オマケのスキレット効果もあって売り切れたみたいです。
この号では富山のミミズハゼ捕りを紹介したのですが、その補足情報です。
ちなみに野食感謝祭の翌週です。月に3回富山に行く罠。俺たちの感謝祭は終わらない。1回目はホタルイカが全然だめで、ならばとミミズハゼを捕ってみたんだけど、この時期でもミミズハゼは捕れるという情報入手ができて結果オーライ。それにしても寒かった。
アブラギッチョことミミズハゼの捕り方。
イカゲソを握って、砂利浜に拳を突きたてる。
抜いた手にはミミズハゼ。たのしー。
詳しくはビーパル読んでください。写真を見たままですけどね。
これ、すごくないですか。まるでハンターでいうところの念能力、ジョジョでいうところのスタンド使い、ハットリ君でいうところの忍法ですよ。必殺技っぽさがあるのいいですよね。
イカの胴体を使うと、指輪みたいになってかっこいいと思います。ミミズハゼに奪われないし。外側からかじられるけど。
ゲソの場合は二本を足元でつながった状態で用意して(二股に分かれた状態)、輪ゴムを手に掛けてひっかけるといいっぽいです。適当に握っても捕れるので、適当でいいけどね。
せっかくなので動画でどうぞ。
普通に捕るのに飽きてきて、「これ握らなくてもゲソをベローンと垂らせば捕れるんじゃね?」という話になり、やってみました。
きゃー、こわーい!
さすがに持ち上げようと離しちゃうけど、これはこれで楽しい。
アマゾンあたりの肉食魚みたいだな。
ところで翡翠を拾っている地元のおばちゃんに、なにやってんのときかれてミミズハゼ捕りですっていっても伝わらなくて、アブラギッチョですと言い直したら、あーはいはいってなりました。やっぱりアブラギッチョらしいです。
で、このミミズハゼ、正確にはオオミミズハゼだそうです。
胸鰭にピラピラした遊離軟条というのがあるそうです。
肉眼だと全然わからなかったのですが、写真で確認すると確かにあるね。
捕るのが楽しい生き物なので、食べなくてもいいんですけど、その味も気になるのでちょっとだけ食べました。卵が入っているやつが美味しいです。ちゃんと味がします。
でも卵を持っているような大きいやつは内臓が苦いし骨が固いので、小型が美味しいです。難しいですね。
美味しいっていっても、富山の魚屋さんで売っている魚の方がうまいです。すごい安い。ミミズハゼは捕ろうと思えばいくらでも捕れるんですけど、こういう魚は経験としての味見程度で十分。たくさんは持ち帰らない。地元の人は食べないけど、泳ぎが上手になるからと根性試し的に丸飲みはするとか。
天麩羅は全部ざざむし先生に任せました。天カスを掬う道具を忘れてすみません。
悪天候でやっぱりホタルイカは無理でしたが、楽しかったです。
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