もう夏も終わりですね。
8月某日、エリックサウスマサラダイナー「夏のモダンインディアンコース」をこっそり無言で食べてきたので、その記録です。
モダンインディアンコースについてはこちら。
お品書きの文章がパワーアップしていました。
このコースが食べられるのは8月いっぱいということで、アーカイブとして残しておきます。全編稲田節炸裂です。
ビターグレープフルーツホワイトエール

飲み物はご時世的にノンアルコールドリンクです。

夏らしく爽やかに苦うまい。
鱧の天ぷら

普通の塩や麺つゆではなく、スパイス塩で。
オクラ、ミョウガ、カレーリーフが添えられています。

ロティと甘いりんごバター

メニューにはないけど食べ放題。
夏野菜色々の石窯グリル マサラ・トンナート ジンジャーピックル

トンナート? ミーンプットゥ? 「あの」味わい?
説明文を呼んでも、全然わからないことが楽しい。わかった方が楽しいんだろうけど。

非加熱トマトラッサムの冷静カッペリーニ

カッペリーニ君がインドに引っ越したのか、ラッサムさんがイタリアに留学したのか。
現実には存在しないバックボーンを想像してしまう。

エリセリのムース ラルド タマリンド ナッティなコンディメンツ

「言葉の意味はよく分からんがとにかくすごい自信だ!(byキン肉マンの与作さん)」と言いたくなる解説。
インド料理ではまず使わない豚背脂の存在感がすごい。

私が知っているエリセリは、カボチャとアズキをココナッツなどと煮込んでテンパリングしたスパイスを加えたもの(他にもいろんなレシピがある)。これを知っていたおかげで、上の料理が確かに南インド料理をベースにしていることがわかって嬉しい。
王様のマトンビリヤニ

説明文前半は4つ上の写真です。
文章の写りが読みづらくてすみません。諦めましょう。
バスマティライスの三倍の塊肉を使ったビリヤニが一人分ずつココットで登場。

ライタとカレーソース的なものが置かれた大皿に自分で移すと、見えていた肉が氷山の一角であることが判明。
肉がゴロゴロというか、ドサっと塊で鎮座している。

しっかりマトンらしい味なのに柔らかい。
ビリヤニは肉料理だぞという主張がすごい。

ビリヤニってなんだよという方はこちらをどうぞ。
わんこカレー

わんこカレーといっても、犬のカレーじゃないですよ。
デザート前にカレー食べ放題タイムがあるんだけど、もうお腹がいっぱい。でも食べたいので、サンバル&ライスをすごく少なめでいただいた。スペアの胃袋が欲しい。
チェリーとピスタチオの葛切りファルーダ

これが食べたくて来たといってもいい、オリジナルのファルーダ。

麺はジャパニーズスタイルと割り切った葛切り。
断面がきっちり四角いので、キリっとした印象。

甘いアイスの中に隠された甘くないチェリー。

ファルーダってなんだよという方はこちらをどうぞ。
今回も素敵でした。アラカルトだと自分じゃ頼まない料理や組み合わせが楽しい。
そしてコースの説明文、この倍以上の文章量があってもよかった。元となったオリジナルとそれを変えた意図をもっと知りたい。全体を通すコンセプトとか。
ビリヤニがおいしいのはもちろんだけど、個人的にはエリセリのムースがおもしろかった。
ちなみに9月からのコースはこちらだそうです。ヒュー!
エリックサウスマサラダイナー、@ESmasaladiner
— イナダシュンスケインド料理専用サブ垢 (@inamasalasuke) August 25, 2021
9/1からの「秋のモダンインディアンコース」、内容こちらになります!
とろとろの鴨モモ肉一本煮込みのニハリに向けてジワジワと盛り上げていく構成ですが、序盤もなかなか熱いです。
スパイスガンギマリの馬肉タルタルなんてすごくウットリしません? pic.twitter.com/DtLsMBcQYM
報告は以上です!
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