大切なお話です。心して読んでください。
気合い入れて書きすぎて、ブログの文字数制限である2000文字を余裕で越えてしまったので、二つに分けて書きます。
さっきですね、駅をでてお腹が空いていたので、松屋か吉野家にいこうと思ったんですよ。
で、虫の知らせという奴ですか。なんか吉野家にいくとすごいことがあるんじゃないかという気がしたんですよ。正直、どっちで飯を食べても大差ないのですが、なんか今日は吉野家なんですよ。
いや、大切な話なんですよ。
でですね、カウンターに腰掛けて、牛スキ焼き定食大盛りとかを頼む訳ですよ。牛丼ないから。
で、こっからが大切な話なのですが、私の座った席の向かい側は、お持ち帰り用の人が並ぶ場所なんですが、そこにきたスーツに眼鏡に「h」のロゴが入った黒いダウンで融通が利かなそうな30前後の男性が、携帯をいじりながら注文する訳です。
客「持ち帰りで牛焼き肉定食一つ」
店員「大きさは普通でよろしいですか?」
客「あ…。うーん。ん、ん〜〜。」
私の心「うわ、あの人すごい悩んでいるよ。」
客「大盛りってどれくらい多いの?」
私の心「ええ、どれくらいって。チェーンの牛丼屋なんだから感覚的にわかんないかね。」
店員「…ご飯が100グラム多いです。あと肉が50グラム多いです(手のひらを突き出しながら)。」
私の心「おお、さすが吉野家。的確な答えだ。いまいち私にはピンとこないが。」
客「あ、じゃあ大盛りで(携帯いじりながら)。」
私の心「納得しているよ。」
店員「お待たせしました。560円です。」
客「(ルイビトンの財布を出して)あ…、すみません。559円しかないんですがいいですか?」
私の心「いやいやいやいやいやいやいや!よくないだろ!!!」
店員「(ムスッとして)ちょっと、そういわれても困るんですけれど。」
私の心「そりゃそうだ。ハラハラ。」
客「あ、そう。じゃあこれで(1000円札)。」
私の心「あるならさっさと出せよ!」
店員「(笑顔で)ありがとうござました。」
私の心「おお、大人対応。やるな吉野家。」
つづく