記事にするほどのことでもなく、
ツイッターで書くようなことでもない、
ツイート以上記事未満みたいな一日だったので、
たまにはブログで書いてみます。
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都内某所でパリッコさんとスズキナオさんという、次世代を担う居酒屋系ライターのお二人と、敏腕編集者と某案件の打ち合わせ。
打ち合わせといっても、特に差し迫った議題はないのだが。
その後、パリッコさんは別件取材へ。
私とナオさんは、ラテン系の外国人がストロングな缶チューハイを飲むコンビニのイートインスペースで、とても真面目な打ち合わせ。
私が大阪取材にいく理由をどうにかつくれないものかとか、ペンネームをスズキナオから『オナ・スズキ』に変えたらどうだとか(セクハラ兼パワハラ)。
その後、再合流をして、まだ早い時間だけれどちょっと呑もうかと街をさまよい、何でそこを選ぶかなという路地裏の店へ。
暖簾の情報量が多いですね。
値段設定に謎が多い、安いんだか高いんだかわからない店。
揚げ物の定食が600円で、チャーシュー単品が850円とか。
ビンビールと刺身のセット1000円を勧められて頼んだら、千切りのキャベツと、薄切りの紅ショウガと、シャリシャリと凍ったマグロの中落ちが同じ皿に乗ってきた。
三人でニヤニヤしながらつまむ。
刺身の乗った皿のキャベツに、パリッコさんがソースをドバドバかけだして、ああ、これ揚げ物用のキャベツかとようやく気が付いた。
ワサビが抹茶アイスみたいだった。
パリッコさんが追加で焼酎の水割りを頼んだら、店のおじさんが100円玉を持って外に出て、缶のお茶を買ってきて、お茶割を出してくれた。
「ぼく、水割りっていいましたよね?」 「うふふ」 「あはは」
途中で、「ちょっと氷を買ってくる」と、おじさんが買い物にいって、しばらく戻ってこなかった。
日本の治安の良さが好きだ。
店を出て、「さっきのお茶割、このお茶か!」とパリッコさんがつっこんでいた。
お茶なんて安いの買っておけばいいのに、仕入れ原価高いなーと三人で笑うなど。
「すごい店だったなー!」 「でもまた行くでしょ!」 「語れる店だね!」
その後、ナオさんと分かれて、パリッコさんと中野のタコシェへ。
5/1までパリッコさんが原画の展示をしているので、じっくりと拝見させていただく。
ビールのラベルの、はみ出た文字が、かっこいいなと思った。
タコシェで「大衆酒場ベスト1000」の3巻を買うと、ちょっとしたオマケマンガがもらえるそうです。
まだ6時過ぎだったけど、中野ブロードウェイの地下でシュウマイを買ってさっさと帰った。
ゴールデンウィークの平日らしい、なにもしない良きサボリの一日だった。