やあやあやあ、桑の実がなるうれしい季節がやってきました。
ところで桑の木って、たまに白いモヤモヤが発生している場合がないですか。
こういうやつ。
この場所はこういう樹が多くて、それが風に舞って粉雪が降っているみたいでした。
一緒にいた人が、クシュンクシュンとくしゃみをしています。
これって桑の花なのか、桑の花粉的なものか、あるいはカビや病気的なものかと思っていたんですが、その正体は全然違いました。
葉っぱを裏返してびっくり。
小さな虫のお尻から、この白いモヤモヤが出ていたのです。
ひーーーーーーーーー!
羽の小さいセミというか、なんというか。
なんだこいつは。
お尻から体長の何倍もの白いモヤモヤを出しています。
なんなのよー。
さっそく携帯で調べてみると、クワキジラミという虫の幼虫で、シラミではなくカメムシの仲間だとか。
カメムシ目 腹吻亜目 キジラミ科 だそうです。
白いモヤモヤは幼虫の分泌物で、白色ロウ質物なんだって。うんこ?
人間には害がないとされているけれど、舞っているこいつでアレルギー反応みたいになっている人もいたので、どうなのかな。
それにしても長い分泌物だな。
モヤモヤを出していない羽のある虫は、成虫になりたてのクワキジラミ。
成虫になる手前で、体内の余計なものを捨てるために、こうしてボリューミーな分泌物を出すのかな。お尻からアブラムシみたいな汁を出している幼虫もいるね。
ところで桑といえばカイコの餌ですが、カイコといえば絹糸ですよね。
なんで桑の葉を食べる生き物の幼虫で、お尻から白いものを出しがちなんですかね。
なにか桑の葉にそういう成分的な要素があるのかな。
いやー、おもしろいなー。
以上、気持ち悪いけれど勉強になった体験の共有でした。
これで覚えたね、クワキジラミ。
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