私的標本:捕まえて食べる

玉置標本によるブログ『私的標本』です。 捕まえて食べたり、お出かけをしたり、やらなくても困らない挑戦などの記録。

インド料理店「ナワブ(NAWAB)」日本橋店で、パキスタン料理を食べる会

 

 

 

某小松ヌンチャクさんと某マダラさんさんから、何らかの快気祝いにパキスタンのカレーを食べに行こうと誘われた。

お店は人形町にあるナワブ(NAWAB)日本橋店。ナワブは何軒かあるらしい。

www.nawab.co.jp

 

あれ、パキスタンのカレーって聞いていたけれど、インド料理店?

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インネパ系とかいわれるカレー屋さんっぽいな。

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とりあえず建物へ。

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パキスタンはどこいった。

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真面目なので待ち合わせの五分前行動。

誰も来ていねえ。

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時間通りに揃ったので乾杯。

とりあえず中生を頼んだら、知っているキリンのビールと味が違う!

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って驚いたらハートランドだった。

ハートランドってキリンなんですね。

漠然と海外のブランドだと思っていた。

ということでカレーに合う味だと思います。

 

突き出しは例のニンジン色をしたドレッシングの掛かったインネパサラダ(そういう料理名じゃないですが)。

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改めてメニューを確認。

お目当てのパキスタン料理はどれくらいあるかしら。

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私:「ちょっとちょっと、どこにパキスタンのカレーがあるんですか!」

小松:「あるじゃないか、ほら、あそこに!(かっこよく指さして)」

 

ババーン!

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でた、「PAKISTAN SPECIAL MENU」

ええと、某小松さんマル秘情報だと、ナワブは多店舗展開をするインド料理店だけど、日本橋店は現在のシェフがパキスタン人という噂で、レギュラーメニュー以外にローマ字で書かれた説明の一切ない料理があり、それこそが本場のパキスタン料理なんだとか。あくまで噂ですが。

ということで、小松さんおよびその道に詳しい人々に決めていただく。頼むのはもちろんパキスタンスペシャルメニューから。

 

「OJRIE」は羊の内臓煮込み。羊のモツって初めてかも。クセが全然なくて、すごくうまい。

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「NIHARI」は羊の骨付きシチュー。漫画みたいに骨がでかい。肉はもちろんだけど、スープがドロっとしてとてもうまい。マダラさん曰く、お汁粉っぽい。

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「GOBI GOSHT」はカリフラワーと羊のシチュー。ゴビがカリフラワー、ゴッシュが羊。久しぶりにカリフラワーを食べたけれど、こりゃうまい。

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どれもうまいんだけど、見た目が全部一緒!

というか全部羊のシチュー!

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上に乗っているのはショウガとパクチーと辛くない系の青唐辛子(シシトウ?)。

ちょっと頼んだ料理が似すぎてしまったので、もう一個くらい頼んでみましょう。

 

「TORI GOSHT」は鶏かと注文したら、ズッキーニと羊のシチュー。野菜がメインな感じでうまい。うまいけど……

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全部一緒(素人目には)!!

 

いや、見た目はほぼ同じですが、食べてみると意外と違う味なんですよ。

羊はしっかりと味の乗ったマトン(良い意味で!)だし、モツ系は臭みもなく独特の食感がいろいろあって楽しいし、具や野菜によってスープの味や粘度が変わる。

みんなちがって、みんなうまい。

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でも食べ慣れないとやっぱりベースのソースが同じ味に思えてしまうので、これらを同時に頼んじゃダメかなと一同反省。

「なぜこんなにも同じような料理を頼んだんだ……」

自問する小松氏であった。

いやでも同時に頼むからこそ違いがわかるのかも。日本食が外国人からすると全部醤油味のしょっぱいオカズに思えるのと同じかもね。

 

ところで店員さんが

「ナンにしますか?ロティにしますか?」

と聞いてくれたのが素敵だった。

ナンとライスの二択ではなく、ナンとロティの二択である。

ここはパキスタン料理に合わせてロティで。

パキスタンでロティを食べるのかは知らないが。

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ロティは全粒粉で作られた無発酵のパンらしく、ちょっと苦味があってカレー的な料理と合う。家で焼けないかな。

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インドのハイボール、うまい。

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もうちょっと何か頼みますかとメニューを再確認。

レギュラーメニューを確認。写真撮ってないページがあったのでサイトで見てね。

www.nawab.co.jp

 

エビチリとかあるけれど、これは中華のエビチリではなく、インドやパキスタンで食べられているエビをスパイシーにどうにかしたものを日本人にわかりやすくエビチリと命名して、余計わからなくしてしまったのではという推測をしつつ、「インド風タコス?」と書かれていた「マサラパーパル」をセレクト。

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なるほどインド風のタコスだ。持ちあげるとあっさり崩れるのがおもしろい。

 

そして黒板の「LAHORI TIKKA」。骨付きの鶏のカレー風味焼き的なもの。見た目以上に骨があるけれど、骨の周りの肉ってうまいよね。

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どっちもおいしんだけど、注文の順番が今日は逆じゃなかったかという反省があった。

「なぜカレーをがっつり食べてから前菜的な料理を頼んだんだ……」

自問する小松氏であった。

 

量も多くて安かったので、今度はメニューを事前に確認してから、もう一度行きたいと思います。

 


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