こんにちは。そろそろ山菜の時期ですね。
アミガサタケがなかなか見つけられなくて意気消沈していると、一冊の本が届きました。
ぼくの市場は『森』と『川』?奇跡の料理店?食味歳時記 (野草・山菜・川魚・キノコ・ジビエ)
- 作者: 戸門剛
- 出版社/メーカー: つり人社
- 発売日: 2019/03/27
- メディア: 単行本
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この長いタイトルの本は、野草や山菜、川魚にキノコなどの食材を親子でとってきて提供している料理店「ともん」の息子さんである戸門剛さんが書かれた本です。名前は戸門と書いて「とかど」と読みます。
本中に佐藤純也さんや佐藤岳彦さんに混ざって紹介文を書かせていただきました。
「ともん」の料理についてはこちらの記事をご覧ください。本当は山菜取りと渓流釣りの現場取材と合わせていくはずだったんですが、あいにくの悪天候で店舗取材のみとなったので、今年こそはどっかに同行できればいいなとこっそり思っていたりします。体力的に不安だらけですが。
私みたいに遊びとしてではなく、ある意味ではプロとして自然食材を採っている人なのですが(食材そのものを売るのではなく、あくまで店で出す食材として採っている)、この本には純粋に採って食べることの喜びが詰まっています。
野山で採ること、それを料理すること、そして食べてもらうことが、本当に好きなんだろうな。また自然環境やそれを守ってきた地元民に対する敬意、そして自然の恵みを継続的に利用するための考え方やコツがしっかりと書かれています。採り方よりも残し方を知ってもらうことが大切という想いが伝わってきました。
もちろんレシピや保存法も多数載っており、ワラビやタラノメといった山菜だけではなく、ツクシやヨモギといった誰にでも採れる野草も大切な食材として掲載しているのがちょっとうれしい。カラシナの「ふすべ」、試してみます。
ちょうど今から良い季節なので、ご興味のある方はぜひどうぞ。
ぼくの市場は『森』と『川』?奇跡の料理店?食味歳時記 (野草・山菜・川魚・キノコ・ジビエ)
- 作者: 戸門剛
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- 発売日: 2019/03/27
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