酸豆角がおいしかった
そろそろ季節なので、ササゲの漬物「酸豆角」をサヤインゲンで作ってみた昨年の記録です。
事の発端は「蓮香」という中国料理の店で「発芽大豆 ササゲ漬物 ひき肉炒め」がすごく美味しかったことだ。特にササゲの漬物の旨味が素晴らしい。
詳しくはこちら。
後日、一緒に行ったぶち猫先輩が、自分で漬けたササゲをくれた。
ササゲの漬物は「酸豆角」というそうだ。
ササゲって長いんですね。
ついでに発芽大豆もくれた。いいひと。
ということで、蓮香をイメージして作ってみる。
豚ひき肉、ニンニク、ショウガ、豆鼓を炒める。
塩抜きして刻んだ酸豆角と発芽大豆を入れて炒める。
紹興酒と醤油と青ネギと胡麻を加える。
正解の作り方はわからないけど。
できた!
おいしい!
酸豆角をサヤインゲンで自作する
次は酸豆角を自作してみよう。
いくつかレシピを確認してみたところ、塩と花椒と水で漬けるようだ。
それではと肝心のササゲを買いに行こうかと思ったが、畑にあるサヤインゲンでいいかしら。しかも細長いドジョウインゲンじゃなくてモロッコインゲンだけど。
韓国冷麺をきしめんで作るくらい不安だな。
まあいいか。
水に塩適量(5%にしてみた)と花椒を数粒入れて沸かして冷ます。
サヤインゲンを熱湯で茹でる。
30秒くらいでいいかなと思ったけどモタモタしていたら50秒経ってしまった。
でも太いからきっとちょうどいいはず。
ザルで湯切りして、つけ汁にドボン。
タッパーみたいに空気と触れる面積が広い容器は剥いていないだろうなと気づいたが、適当な容器がないのでそのまま進める。
今思えばジップロックでもいいような。
お願いだから腐らないでと願いを込めてアルコール添加(家にあった芋焼酎)。25度で意味があるのだろうか。
フタをして常温で保管。ちなみに7月末の出来事です。
何日で仕上がるかなと期待半分不安半分で毎日眺めていたら、3日後には汁が白濁して、白い浮遊物がフワフワ浮き、酸っぱい匂いがしている。早い。
真夏日&熱帯夜の日々だと塩分濃度5%だと低かったかな。
本来ならもう少し漬けるべきだろうが腐るとイヤなので、もういいことにする。
この感じは腐っていない!
これは成功の予感!
美味しくできていた
さっそく食べてみましょう。
豚小間とサヤインゲンの酸豆角(軽く洗う程度の塩抜き)を同じくらいの大きさに切り、刻みニンニクと炒める。シンプルに攻める。
うまい。
酸豆角の発酵由来の旨味をたっぷり含んだ塩気が最高。
ちゃんと酸豆角っぽくなっているぞ。
久しぶりに食べてもうまい
そして最近、手作り酸豆角が冷凍庫から発掘されたので、豚挽肉、ネギ、青唐辛子、トゥールダルの水煮(インド料理の練習をしていたので)と炒めてみる。
ということで、サヤインゲンでも酸豆角っぽいものは作れた。すごくうまい。
でも鞘が柔らかいので歯ごたえが弱いから、やっぱりササゲとかドジョウインゲンがいいんじゃないでしょうか。といいつつ畑には今年もモロッコインゲンしか植えてないんだけど。どっかでササゲを見かけたら試してみよう。
ちゃんとしたレシピは酒徒さんの記事とかを読んでください。
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