私的標本:捕まえて食べる

玉置標本によるブログ『私的標本』です。 捕まえて食べたり、お出かけをしたり、やらなくても困らない挑戦などの記録。

ササゲの漬物「酸豆角」をサヤインゲンで作ってみる

 

 

 

酸豆角がおいしかった

そろそろ季節なので、ササゲの漬物「酸豆角」をサヤインゲンで作ってみた昨年の記録です。

事の発端は「蓮香」という中国料理の店で「発芽大豆 ササゲ漬物 ひき肉炒め」がすごく美味しかったことだ。特にササゲの漬物の旨味が素晴らしい。

f:id:tamaokiyutaka:20210621175837j:plain

詳しくはこちら。

r.gnavi.co.jp

 

後日、一緒に行ったぶち猫先輩が、自分で漬けたササゲをくれた。

ササゲの漬物は「酸豆角」というそうだ。

f:id:tamaokiyutaka:20210621175854j:plain

ササゲって長いんですね。

f:id:tamaokiyutaka:20210621175909j:plain

ついでに発芽大豆もくれた。いいひと。

f:id:tamaokiyutaka:20210621175921j:plain

ということで、蓮香をイメージして作ってみる。

豚ひき肉、ニンニク、ショウガ、豆鼓を炒める。

f:id:tamaokiyutaka:20210621175935j:plain

塩抜きして刻んだ酸豆角と発芽大豆を入れて炒める。

f:id:tamaokiyutaka:20210621175942j:plain

紹興酒と醤油と青ネギと胡麻を加える。

正解の作り方はわからないけど。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180003j:plain

できた!

おいしい!

f:id:tamaokiyutaka:20210621180009j:plain

 

酸豆角をサヤインゲンで自作する

次は酸豆角を自作してみよう。

いくつかレシピを確認してみたところ、塩と花椒と水で漬けるようだ。

それではと肝心のササゲを買いに行こうかと思ったが、畑にあるサヤインゲンでいいかしら。しかも細長いドジョウインゲンじゃなくてモロッコインゲンだけど。

韓国冷麺をきしめんで作るくらい不安だな。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180020j:plain

まあいいか。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180026j:plain

水に塩適量(5%にしてみた)と花椒を数粒入れて沸かして冷ます。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180036j:plain

サヤインゲンを熱湯で茹でる。

30秒くらいでいいかなと思ったけどモタモタしていたら50秒経ってしまった。

でも太いからきっとちょうどいいはず。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180044j:plain

ザルで湯切りして、つけ汁にドボン。

タッパーみたいに空気と触れる面積が広い容器は剥いていないだろうなと気づいたが、適当な容器がないのでそのまま進める。

今思えばジップロックでもいいような。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180050j:plain

お願いだから腐らないでと願いを込めてアルコール添加(家にあった芋焼酎)。25度で意味があるのだろうか。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180056j:plain

フタをして常温で保管。ちなみに7月末の出来事です。

何日で仕上がるかなと期待半分不安半分で毎日眺めていたら、3日後には汁が白濁して、白い浮遊物がフワフワ浮き、酸っぱい匂いがしている。早い。

真夏日&熱帯夜の日々だと塩分濃度5%だと低かったかな。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180103j:plain

本来ならもう少し漬けるべきだろうが腐るとイヤなので、もういいことにする。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180112j:plain

この感じは腐っていない!

これは成功の予感!

f:id:tamaokiyutaka:20210621180124j:plain

美味しくできていた

さっそく食べてみましょう。

豚小間とサヤインゲンの酸豆角(軽く洗う程度の塩抜き)を同じくらいの大きさに切り、刻みニンニクと炒める。シンプルに攻める。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180152j:plain

f:id:tamaokiyutaka:20210621180200j:plain

f:id:tamaokiyutaka:20210621180209j:plain

うまい。

酸豆角の発酵由来の旨味をたっぷり含んだ塩気が最高。

ちゃんと酸豆角っぽくなっているぞ。

f:id:tamaokiyutaka:20210621180216j:plain

久しぶりに食べてもうまい

そして最近、手作り酸豆角が冷凍庫から発掘されたので、豚挽肉、ネギ、青唐辛子、トゥールダルの水煮(インド料理の練習をしていたので)と炒めてみる。

f:id:tamaokiyutaka:20210621183402j:plain

f:id:tamaokiyutaka:20210621180137j:plain

f:id:tamaokiyutaka:20210621180145j:plain

 

ということで、サヤインゲンでも酸豆角っぽいものは作れた。すごくうまい。

でも鞘が柔らかいので歯ごたえが弱いから、やっぱりササゲとかドジョウインゲンがいいんじゃないでしょうか。といいつつ畑には今年もモロッコインゲンしか植えてないんだけど。どっかでササゲを見かけたら試してみよう。

 

ちゃんとしたレシピは酒徒さんの記事とかを読んでください。

note.com

 


※ちょっと買い物しませんか※


 

?

 

Copyright (C) 私的標本 All Rights Reserved. by 玉置標本