知人というか、友人というか、2005年富士登山隊メンバーというか。
餃子とか富士山とか焼き肉でしか会ったことのない人が個展をやるというので、自分に縁のない街ナンバー2の表参道にいってきた。
その人の展示は「詩」だった。
木版画を共同展示している人の手によって和紙にプリントされた活字は、数多ある単語から彼にとっての時間とか景色とか思想とかをいっぱい詰め込み、そして削り取ることで紡がれた、とてもシンプルな文字列だった。なんて勝手に思う。
コソコソとネット上で活字を並べて喜んでいる私にとって、自らの手で個展という場を用意して、自分の詩を堂々と朗読している彼の行動は単純にすごい。
写真は、載っけていいのかな。とりあえず保留。
自分のつくったものを誰かが目の前で見る機会が欲しいなとちょっと思った。
とりあえず思っただけでなにもしないんだけれどね。