夕飯を食べて、さてお風呂に入って寝ようかなと、風呂の前に置いてある鰻箱を何気なく覗いたら、3週間前に捕まえた方が横向いている。
ああああああああ。昼に見たときは元気だったのに。よよよ。
なんだよう、明日食べようと思っていたのに。
もうちょっと長生きしていただけるとうれしかったのですが。
どうしようかなって悩んでいてもしょうがないから、仕方ない、捌くか。砂漠化。東京砂漠。ふう。
鰻ってやつは、生きているうちに捌くのと、死んでから捌くのとでは、味がまったく違うっていうんだよね。
まあ、3週間泥抜きした鰻だし、死後数時間というところだから、どうにかすれば食べられるだろう。
ということで、夜中の一時過ぎに鰻を捌く今日この頃。
お亡くなりになった鰻、味や臭みでは問題があるかも知れないが、捌きやすさという点ではとてもフレンドリー。
まあそれだけ筋肉に締まりがなくなってしまっているということだろうけれど。
とりあえず、日本酒とおろし生姜に漬け込んで冷蔵庫へ。
明日誰かに黙って食べさせようかな。