諸事情で寿司屋へ。
とりあえず握りを一人前握っていただいたあと、
追加でおすすめだというアン肝の握りを注文。
ものすごいでかいカワハギの肝みたいな、
ガンマGTPとか尿酸とかが低そうな、
人間に移植してもちゃんと機能しそうな、
今までみたことのないようなプリップリの見事なアン肝が、
生のままの塊でネタケースから出てきた。
そのアン肝を一貫のネタサイズに切り、
さっと湯がいたやつが握られてきた。
上にはごく少量の紅葉おろし、
そしてたっぷりめのポン酢がかけられている。
そいつを口に入れるとホロホロと溶けて、
シャリ、アン肝、ポン酢がいい具合に混ざり合う。
火が通ったばかりの生暖かいアン肝は一切の臭みがない。
ヘタなカワハギの肝よりも口当たりが柔らかい。
久しぶりに寿司食べて笑い出した。
食べ終わって口の中をお茶で流すのが惜しい。
これを食べて痛風になるのならまあいいやと思った。
でも支払伝票を見て痛風になっている場合じゃねえやと思った。