カラシナの様子を見てこよう
最近になって、ようやくマスタードシードの使い方を理解してきたので、今年はちょっと多めに確保したい。近所で売っていないしね。
マスタードシードとはカラシナの種のこと。まだ収穫にはちょっと早いけれど、河原一面にカラシナが生えるお気に入りの場所を確認しにいくと、これが見事に丸坊主。きれいさっぱり草刈正雄である。野草あるあるだ。
なんてこったい、山形国体。
カラシナ、個人的には一番食べる野草なのに。どうせカラシナなんて行政側からしたら雑草だよねー。ちっくしょー。
でも川っぺりに少しは残っていたので、ちょっと新芽をいただいていこう。
で、帰り道にちょっと遠回りをしたら、別の場所にモリモリと生えていた。さすが雑草。今年はここでマスタードシードを収穫しようかな。
でも人通りのある場所だから「なにやってんですか?」って聞かれるんだよなー。
レタスっぽい味がするハルノノゲシ。
カラシナと、カラシナではないアブラナ科のなにか。
狩猟免許が欲しくなる風景。
謎の生命体。
カラシナのペペロンチーノ
摘んできたカラシナの新芽をよく洗い、毎年のように食べているペペロンチーノを作る。
1.3%の塩水を2リットルほど沸かしたら、カラシナをサッと茹でて、その茹で汁でパスタを茹でる。ほら、お湯がもったいないじゃないですか。
麺を茹でている間に、オリーブオイルでニンニクを炒める。
これ、買ってきたニンニクじゃなくて掘ってきたノビルの球根でやるといいかもね。
輪切りの唐辛子を加えて、茹で湯で油を乳化させたら、茹でたカラシナを適当に刻んで炒め合わせる。
茹でたパスタを入れる。
はい、できた。
カラシナのペペロンチーノ。
こうして食べるカラシナは、辛いというかほろ苦い味。うまい。
その辺でとれる山菜ということで、フキノトウとかウドが好きな人にはいいんじゃないでしょうか。近所にカラシナが生えていないよという人は、ダイコンやカブの葉っぱでどうぞ。野菜はおいしいですから。
※知らない野草は食べちゃダメ。生でやたらと食べちゃダメ。加熱してもたくさんは食べちゃダメ。全体的に安易にマネしちゃダメですよ。
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